今回はアンタエウスオオクワガタ。
今回登場するアンタエウスはアンタエウスオオクワガタの中でもおそらく1番希少な産地かもしれないです。

アンタエウスオオクワガタ
WF1
中国 広西チワン族自治区ヤオ自治県金秀
(大揺山があるところですね。)
この産地は世界で唯一、アンタエウスオオクワガタ、クルビデンスオオクワガタ、ホペイオオクワガタが混生する地域で、この産地のアンタエウスはとても独特でちょっとアンタエウス??と疑いたくなるような姿をしています。
このタイプはベトナムのカオバンあたりまでいるようですね。


♀は同産地で昨年入荷したWD。

WDらしいひっかき傷がありますね。
昨年入荷したのですけど産まなかったのですよ。😅
なのでとある方から♂をヘルプさせていただきました。

一応顎縛って同居させてました。


なので針金を取ってあげて♂はこれから個別に管理です。
カッコイイっすねえ😊
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さて、産卵セットです。
今回使うもの
・コバシャ中
・材


・フェロールマット
(出ましたマット産みクワガタと言えばコレなマットです。クサイけどよく産みますよ😅)


1.加水した材をテキトーに皮剥きします。


2.フェロールマットは加水して湿度の調整。


こんな感じですね。
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3.コバシャの底から3〜5センチくらい硬詰め。


4.材を並べます。


5.その上にさらにマットを入れ埋めて、慣らすようにプレスしておきます。
そこに転倒防止材、エサ、ペアリング済みの♀を投入して完成です。
管理温度は23度前後で管理してください。


とても希少な産地ですしなんとか繋げたいですね。😊