本日は昨日に引き続きくわプラさんの中国便(チベット・雲南)からアンタエウスオオクワガタ。
アンタエウスオオクワガタと言えば飼育はとても簡単でタイとかラオスくらいまでの種類のWDやその他の産地でも飼育品なら割と安く買えますし、インドのヒマラヤ山脈近隣〜から中国、ミャンマー、タイ、ラオス、マレーシアまで広く分布していてその産地ごとに違いがあっておもしろいですよね。
来年から保護種になり入荷が見込めなくなりそうなのもあり今年2産地目のアンタエウスオオクワガタになります。
ウチのアンタエウスオオクワガタとしては3産地目になります。
こちらは前回の広西チワン族自治区産WD♀⬇︎
インド WB カリンポン産WF1♂⬇︎
同じ亜種でもタイのアンタエウスと中国広西チワン族自治区あたりの個体だと全く違うし、サイズの伸び方もそれぞれの地域で全く違います。
一番大きくなるのはヒマラヤ山脈周辺の原名亜種
一番イカツくてマッチョなスタイルなのはタイ、ミャンマー南部あたり、ラオス〜中国広西チワン族自治区あたりまでいるミヤシタイ(個人的には中国広西チワン族自治区のは果たしてミヤシタイなの?と思うくらい違う気もしますが)
そして独特な大顎マレーシアのダテイ
それぞれの産地ごとに違う個性があり、初心者からマニアまで広く親しまれているオオクワガタの種の一つなのではないでしょうか?
そんな日本で親しまれているアンタエウスオオクワガタですが広西チワン族自治区のアンタエウスの回のブログでも書きましたが中国では保護されプロテクトがかかってしまいます。
まぁ、これも世の流れなんでしょうけど寂しい事ですね。
思えばオオクワガタから飼育をやり出して、楽しさを感じ出した頃、それに輪をかけて夢中にさせてくれたのがこのアンタエウスオオクワガタでした。
当時はブータン シェムガン産のアンタエウスオオクワガタを一生懸命やってたなぁ…。
その後ちょっとしてMt.Konye産のレギウスにハマったんだっけ…。
そんなことを思い出すくらいアンタエウスオオクワガタにはお世話になってますし楽しませてもらってますね。(笑)
さて、産卵セットですが今回は余ってた砂埋めレイシ材とフェロールマットでセットします。
こんな感じですね⬇︎
なのでなんとかそこそこ採れて欲しいですね。
地域ごとに色々個性があるアンタエウスですけどここの産地、チベット ザユル県 ニンティー産のアンタエウスは果たしてどんな個性を見せてくれるかとても楽しみです^_^