本日は休眠してたけどいつのまにかエサ喰ってたクルビデンスオオクワガタ。
昨年入荷したWDです。

♂は74㎜
なかなか迫力があって良いですよ。
クルビデンスオオクワガタというと国産オオクワ、ホペイ、アンタエウスやグランディスなどの大型ドルクスの人気の影になりがちですがなかなか趣きが深く、渋いポジションにいるのではないでしょうか?
結構有名どころのショップさんに人気が高くちょっと玄人目線のムシなのかな。
こちらは更にマニアックな産地のクルビデンスで
産地は
中国 雲南省徳宏タイ族チンポー族自治州盈江県
…ハイ、長いですね(笑)
ウチには他にネパールのアンナプルナ産のクルビデンスがいてそちらも野外品から細々と飼育しております。
とりあえず♂♀両方とも起きてましたのでそのまま♀はセット。


しっかりと寝てたのかな?
コンディションは良さげです。


とりあえず様子見ながらなのでコバシャの小にカワラ材でセットしておきました。

本格的に生み出す時期ではないのでダラダラとでも産んでくれれば良いと思います。

ちなみに家ではWF1の幼虫達がすくすくと育ってまして気の早い♀の幼虫が何頭か蛹室を作りだしました。

おそらく♂も夏ごろまでに何頭かは羽化しそうで楽しみですね。^_^

クルビデンスオオクワガタはタイ、ラオス、ベトナム、中国、インド、ネパールなどから毎年来ますので皆さんも機会があればやってみてください。

タイ、ラオス、ベトナムあたりのは比較的安いです。

ヒマラヤ山脈寄りのは入荷も少なく大型が出やすいので高いです。

個人的には中国広西チワン族自治区産のクルビデンスはどことなく雰囲気が違いますので見比べてみると面白いかもしれないですね。

広西チワン族自治区は世界的に見ても稀有な産地でホペイ、クルビデンス、アンタエウスといった大型ドルクスが混生している産地でそのどれもが一般的に知られてるのとはちょっと違った雰囲気です。

その3種が確認されてる産地は今のところここだけなのでとても興味深い産地なんですよ。

もし気になったらチェックしてみましょう。

もしかすると興味深い生体になるかもしれませんね。^_^