結果からいおう。
本日の勝負、見事オール一本勝ち。
ははははははは~~~。ヴィレヴァン恐るるに足らず~~~。

まず、ヴィレヴァン池袋店。ここがよかった!

「面白いですね~、この本」とマンガ担当の青年。

こんなダイレクトな反応、今までなし。

ははは、こりゃ~、決まりだなと考える間もなく

取り引き決定!申請書提出。

だはははは、よ~し、こうなりゃ、勢いを決定づけるぞ~で、
得意の道場破り。

ヴィレヴァン池袋店の近くにある芳林堂(ほうりんどう)書店へ、
たのも~う!!

「週刊SPAに連載したものを中心にまとめたものです!
委託で結構ですので、おいていただけないでしょうか?」

店長、即決。

「では、10冊いただきましょう。」ときた~~~~。

間違いない!今日のオレは違う!で、大泉学園駅へ。がはははは~。


………で、迷う。…

どこを探しても、ヴィレヴァン大泉学園店がない…。

…やむなく、お店へ電話…。

駅から徒歩35分と判明、しかも約束の時間に遅れそうなのを察してか、
先方不穏な雰囲気…。

40分遅れてお店に到着。  ガックシ…。

さっきまでの勢い、すっかりしぼむ。
店長さまの顔も、恐ろしくて見れず…。


が、が、が、が~
この店長さま、実に人物でした~~~。

じっくり話がしたいと(なんと!)遅れて来たオレを
ヴィレヴァン大泉学園店の横にあるファミレスへ案内。

そこで、本当にじっくり、じっくりと、オレと商談。

おかげで、すっかり打ち解け、取り引きもほどなく成立。

「本当は、あまり期待してなかったんですよ、
自費で出したっておっしゃってたから。」

「けど、実にいい本ですね~コレは。
うちの店へんぴな所にあるから、売れるようになるのに時間がかかるかもしれませんが、あせらず、長い目で、見てやって下さい。」とやさしいまなざしで店長。

あせらず、長い目で見て欲しいのは、こっちのほうなのに…。

予期せぬ言葉に、ポルノ、思わず涙…。

幸せの涙…。

よかったな~《Oh,No! なんね~》、こんな人と出会えて。


いい出会いを終え、本日最終の地、ヴィレヴァン高田馬場店へ。

はっきりいって今日のオレ、負ける気しません。

案の定、有終の美、飾りました~~。

「おもしろいです~」とマンガ担当の青年。

んじゃ、申請書、出して出して~!

「いや~、ボクの一存じゃ決められないので~」

は~ん? 

上の裁断が必要とのこと。(帰ったのか?上)
まあ、けど取り引きの成立は、間違いないと青年。
 
よし、この青年の言葉を信じよう!

最初にオール一本勝ちと書いたけど、結果は、実はこんな感じ。

けど~、間違いなく、書店売り込みじゃ自己の最高を記録。

何がって?
 
自分がハッピーになった度合い。です。

井上ポルノ自費出版単行本《Oh,No!なんね~》完売への道のり-井上ポルノの絵
とにかく30店舗、早く制覇せねばで、
朝からヴィレヴァン各店に電話、電話。

「マンガ担当の方いらっしゃいますか?」

これがなかなかつかまらない…。

いたとしても、自費出版は扱う予定がない、忙しくて会う時間がない
などなどの理由で、なかなかアポ取れず…。

う~ん、手強い。各店、強者ぞろい。

で、やっとやっとで新百合ケ丘店、町田2店、アポ取れる。

さっそく、出陣。
新百合店、あっさり陥落。申請書提出~~~。
しかも、新百合ケ丘駅前で、あ~あ、懐かしやの路上宝石売りの
お兄さんと再会。

「や~、久しぶり、ど~新百合路上は?」テキ屋よろしくたずねるオレ。

「今、来たばかりなんで~」と白い歯を見せお兄さん。

聞くと新百合ケ丘、日曜日の路上が面白いらしい。

「大道芸人とかいますよ~、ポルノさんの本もあいますよ~」とのこと。

日曜日出してみるか~青空書店ポルの堂。

お兄さんとこの商品(九百円です。千円渡し、つりはいらねぇ~よ)を買い、町田へ。

ん~、さい先いいぞ~って思ったのもつかの間。

町田2店舗、粘れども、落ちず。
交渉不成立…。…。

会うことができても、これか…、30店舗で販売OKっていわれたけど…
う~ん…。

八王子店にでも行ってみるか…。

などと考えながら、町田の市内をとぼとぼ歩いてると、
目の前にでっかい一軒の書店が。

このまま帰ったら町田は、ゼロのまま、
町田市民がオレのマンガを知ることもないだろ~。
よ~し、ここは、一発この書店にかけてみるぜ!!!

変身~~~~、ト~~~。

「マンガ仕入れ担当の方は、いらっしゃらぬか~!!!!!」
静かな店内に響くバリト~ン。

紳士然とした店長現れる。

「自費出版で出した拙著、こちらにおいていただけないだろ~か?
もちろん無理なのは、わかっておる!」

ヤケクソビーム。ビビビビビ~~。

「はい、うちの本は、取り次ぎを通したものでないと…」といって
オレの本を手にした店長の表情が変わる。

「取り扱うとしたら、委託になりますけど。」

え?態度急変?????

「も、もちろん!委託でかまいません。」とオレ。

すると、店長奥から本部提出用の書類を持っておれの前へ。

「こちらとこちら、それと、こちらにご記入下さい。」

え?え?いいの?本当にいいの?
『井上ポルノ』って書いちゃうよ?

「もちろんですよ!ポルノさん
あなたのことは、よく存じ上げてますから。」

えええええええええええええ!!!!!!!!知ってんの????
オレのこと~~~~~~!!!

「ハイ、前作のわじ蟲も。」

涙で曇った目で、どうにかこうにか書類を書き上げる。

よかった、町田に来て、本当によかった。

まだ正式に入ったわけじゃないけど~、
たぶん、OKでしょ~~~~、なにせ、オレがポルノだから~~

フハハハハヒャヒャヒャ~~~。

オレがポルノ。本人!

ヒョヒョヒョヒョ。

最後にちょっと残念なお知らせ。

タワレコ、戦わずして敗れる。

「取り次ぎを通してください。」

井上ポルノ自費出版単行本《Oh,No!なんね~》完売への道のり-井上ポルノの絵4
朝、ヴィレッジヴァンガード新宿ルミネ店より電話。

「お手すきのとき、こちらの方へ来て頂けませんか?ポルノさん」

え~~~~!
なんと、本部から取り扱いの了解が出ていないので、
オレの本、置けないらしい。

どうして、どうしてなの、僕、持ってるよ確認書~見せたじゃんこの前~
などといってみたが、どうも各店舗ごとで
申請書を本部に出さないといけないらしい。

あわてて、新宿ルミネ店に行く。
で、申請書に必要事項を記入。

ふ~。

て、もしかして三軒茶屋も書かなきゃじゃないの?

「間違いなくそうです。」とルミネ店の佐藤さん。

つまり、ヴィレヴァンの各店舗に入れるには、

『Oh,No! なんね~』をマンガ担当者に見せる→マンガ担当者が気に入る→本部に申請→本部の承認→担当者が冊数を決める→で、やっと納品。

な、行程が必要。

やばい、ルミネ、三軒茶屋いきなり納品しちゃったよ~、オレ。

で、あわてて三軒茶屋へ。

ポルノさんが、本部がOKっていったから、陳列したのに~
っていう、冷たい雰囲気が漂う。(レジ後ろに、オレの本山積み…。)

本当に、申し訳ございません。ポルノ、流通について一から学び直します!

申請書FAXすると告げ、逃げるように三軒茶屋を出る。

このまま、家に帰るのは、しゃくだったので、よせばいいのに
吉祥寺のヴィレヴァン2店に売り込みに行く。(名誉挽回じゃ~~~~)

結果は、案の定の撃沈。

アアアア、むしゃくしゃする~~で、やけくその新宿のタワーレコード店に
営業かける。

「ロックなマンガです!置いて下さい!」

あまりの剣幕に、店員さん、本部の仕入れ先の電話をオレに
教えてくれる。

よし!タワレコは、大丈夫だろ! フン!

井上ポルノ自費出版単行本《Oh,No!なんね~》完売への道のり-暑中見舞い