九州に住んでいる旧友から、東京に遊びに行く。との連絡がある。

エキサイティング!!

1年ぶりの再会だから?
No!
同窓会~ラブ・アゲイン症候群を期待できるから?
No!
友人、男性、ハードル高し。
《Oh,No!なんね~》を買ってくれそうだから?
Yes!

しかも、カレは、国家公務員。
給料は、腐るほどもらってる。
とてつもなく、買ってくれそう。
ははは、個人購入世界記録樹立させるぞ~~。

で、待ち合わせの場所、新大久保駅へ。

10分遅れでやってきたカレに少々ブチ切れるも
カモだ、カモだと思えば、怒りも静まる。

「いいレストラン見つけとるとよ、
たけまっちゃん(ポルノのペンネイム)の身体ば考え、
野菜中心のカロリーオフなヘルシー・レストランよ、
そこでよかよね?」
とカレ。

もちろん!
(猫飯でもかまいません!本日、飯食うのが目的では、ございませんので。)

「どげ~ね?このレストラン。カロリーオフやろが~。」
満面笑みのカレ(ちなみにフジイくんといいます。)。

「バ、バイキング形式?
かなりの料理数があるね~、フジイくん。」

「ほぼ野菜やけん、心配いらん。」

これ、肉ですけど…しかも、野菜だって揚げたり炒めたりで。
ハハハ、こりゃ~全部手を出すと1万キロカロリーぐらい
すぐ超えそうやな~。

「ヘルシー、ヘルシー、うまか~。」
天ぷらをばりばり食べるフジイくん。

やばい…、もしかして、フジイくんペース?

フジイくんペースでした。

つけいるスキがまったくない。
話の主導権は、完全カレ。

人生について、愛について、仕事について、エトセトラ、エトセトラ。

「いや~~、その炭酸温泉が、すごいとよ~
どんな病気だっちゃ、治る!
九州にアンタが帰って来たら連れていっちゃるバイ。
それに黒川温泉もいいとよ…ペラペラ。ペラペラ。」

フジイくん、勢い増す。

で、ドッカ~~~~~ン。
突然の別れの挨拶。

「やば、もうこんな時間やね、東急ハンズに行かんといけん~。」

ちょちょちょちょ、なにしにきたの~~~~!?
フジイくん?

「そりゃ~アンタの本ば、買わせてもらいに来たとよ。
出しんしゃい、そのバッグに入れとうとやろ?ハハハ。」

きゅう、急転直下。

「アンタのブログば、よう読みよ~とよ。がんばっとるな~っと
いつも思うてね。九州で売るつもりやけん、10冊くれんね。」

そのためにわざわざ東京に?

「いや~、昔住んどった東京が懐かしゅうなって来ただけよ。」

「まぁ、アンタの元気な顔も見たかったのもあるバッテンが(笑)。」

フジイくん…。

「無理したら、いけんバイ。身体壊しちゃ、もともこうもないけんね。」

こりゃ~とてつもなく恥ずかしい…。
オレ、この男に単行本売りつけようとしてたよ…。

「1冊でもいいよ、買うの。」

懺悔(ざんげ)のつもりでいってみたけど、フジイくん
一万円オレに握らせる。

「よし、じゃ、ハンズに行くバイ。
しかし、東京は人が多いね~。やっぱ、福岡のほうがいいね~~。元気でね。」

何度もオレのほうを振り返り、手を振ってくれた
フジイくん。

「早く、千部売り切らなきゃな。」