歩いていければ、地元と呼べよう。

ということで、まず、サザエさんの町として有名な
桜新町まで経堂より歩く。

「サザエさんの横に拙著並べてもらおうかしらん。フフフ」

ちなみに長谷川町子さん、4コマ作家で、九州人。
ポルノもしかり。

運命を感じる。

ハァハァハァ。
思ったより距離があったが、どうにかこうにか、
やっと、地元、桜新町にたどり着く。
ハァハァハァ。

「よ~し、本屋さんにアタック!せ~の!CCレモン!」

威勢だけは、よかったのだが、いくら探せど
駅付近に本屋なし!!
(あるのは、地元優遇が期待できそうにない
TUTAYA、BOOK OFFのみ。)

え~い!
取りあえず水分補給じゃ~~~~。ゴクゴクゴクゴク~~~。

(メロディは、アレで。)
本を売り込もうと町まで~出かけたが、
本屋が、ゼロです。愉快なポルノさん
みんなが、笑ってる~お日さまも笑ってる~
ルルルルルル 今日も半端じゃない天気~~~~

クソ~~~~~~~!


気を取り直し、次の地元・駒沢大学へ。
(…めげて、電車で…。)

駅を出てすぐに本屋さん発見!

「ウキャ~~~、ご近所作家のザ・井上ポルノと申しま~~~す!」

好感度20%アップ・おどけキャラで飛び込むも、
担当さん不在。明日、出社。

おいおい、おじさん、無理してんだから、
いて下さいよ~、担当さん~~。

んじゃば、他の本屋さん探すとするか。

で、ここも付近に本屋さん無し…。

はは~ん、駒沢大学の学生さんたちは、IPADか~。

時代の潮流を肌で感じ、次なる地元へ…

いやいや、待てよ。本屋さんが少なすぎだな~
新玉川線沿線の世田谷は。
このまま、営業続けてると地元嫌いになりそうだしな~。
ここは、一気に多摩川越えといくか…。

というわけで、大学時代のオレの遊び場、
神奈川県川崎市の溝口へ。

「うわ~~~、変わったな、溝口。
すっかりおしゃれな町になってんじゃん…。」

圧倒されるも、駅近くに、立派な本屋さんを発見。

うむ~、いくらなんでも、ここでは、地元の漫画家とはいえまい。
甘えず、真摯(しんし)に、いつもの営業スタイルに戻るしかないな。

「ど~も、かつて、ご近所(二子玉川)に住んでた漫画家なんですけど、
もと地元ということで、拙著置いて頂けないでしょうか?ハハハ」

《もと地元》が、少しだけ効いた。

「すみません。本部通して下さい。」

担当さん、頭に『すみません』つけてくれた。

あ~~~~~戦略ミス~~~~、歩けば歩けないことない距離だよな、
溝口ぐらい~~~~、はっきり今も地元だっていえばよかったぁ~~
ったく~~~~!

ブツブツいってお店を出ようとしたら
特設コーナーに山積みにされている単行本群が目に入る。

天体戦士サンレッド。

え?なにこれ?

溝口を舞台にしたマンガ~で、
テレビ神奈川でも人気~。
地域振興で、川崎市も全面バック・アップだって~。

すごい、あるんだ、こんな地元マンガが…。

フ~~~よかったぁ、もと地元だっていってて。
これには、負けますよ。いくら歩けるたって。

いや~~、しかし、こりゃ~~、いいものをみたな~~。

オレも地元、経堂とタックを組んで
経堂マンガ作ってみるか~。

ヒヒヒヒ。売れるぞ~。

本日、実り多し。

井上ポルノ自費出版単行本《Oh,No!なんね~》完売への道のり-たまご天使