窓の外は、朝から明るい日射しが降り注いでいる。鬼ヶ城 の山肌には、所々薄ピンク色の塊が、本格的な桜のシーズン入りを示している様に思える。

もう35年以上も昔になるが、私が人事異動で一回目に当地にある職場に着任した日は、三日後の4月1日だった。その日に早速桜の咲く公園の一角で、歓迎会を兼ねたお花見会を開いてもらったのを懐かしく思い出した。

丁度その年は、地元の東高校が選抜高校野球の甲子園大会に初出場し、みごと全国優勝を果たした年でもあった。

そんなことで、着任早々東高が勝ち進む度に市内は盛り上がり、選手達を激励応援するメッセージをPR販売することに集中して取り組んだことをに懐かしく思い出した。

朝から何もすることがなく、一日TVの守りかナンプレか、それともPC、ボツボツ飽きが来た。