「アンタ、家はへーベルがええよ。」
うちの母は、
旭化成教団の敬虔なヘーベルハウシスト
だ。
私にも熱心に旭化成ホームズの家を建てるよう勧める。
・・・まぁ、いいですよ。
確かにへーベルハウスは、地震にも火事にも強くて安心かもしれません。
でも、高いってイメージがある。
もう土地を買うのにいっぱいいっぱい背伸びをしたので
はっきり言って、建物にお金を掛ける余裕なんかない。(^^;)
「いま旭化成も積水も、たいして金額 変わらないらしいよ」
私の心配を先読みして母が畳みかける。
う~~ん。
とりあえず土地を買ってみたものの、まだすぐに建物を買う心の準備ができてないんだよなぁ。。。
* * * *
40年前、父がへーベルハウスで実家を建てた。
その白い大きい家は、それまで検事をしていた父が、弁護士になって独立し、家族に見せてくれた甲斐性だった。
しかしその3年後、父は胃ガンで入院し、半年後には亡くなってしまった。
母は、その時36歳。
それまで専業主婦だった彼女は、3人の子供と自分の老母を養う一家の大黒柱にならなければならなかった。
並み一通りの苦労ではなかったと想像できる。
それでも細腕一つで、子供たちを大学まで行かせ、祖母は83歳の天寿をまっとうした。
母にとってへーベルハウスの白い家は、家族がそろって暮らしていた頃の、幸せの記憶の象徴なのだ。
* * * *
「アンタがへーベルにするなら、ワタシも応援するわよ!
旭化成の営業マンにも、しっかり勉強してって言っとくわ!」
そうか。
旭化成ホームズにすると、もれなくスーちゃん(母の名前)のバックアップも付いてくるのか![]()
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大きいな。
このままの流れで、旭化成ホームズの家を建てることになるのだろうか??
