「きぬかけ杯 副音声」 | TKドラゴンズのブログ

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京都御室少年野球チーム TKドラゴンズのブログです。
TKドラゴンズは甲子園出場経験者の会長兼、監督が怪我のない野球にするために最新の練習方法を取り入れて楽しめる野球をしています。

いや~、優勝しましたね~
みんなおめでとう!
 
私、正直ほっとしています。
そして、めちゃくちゃ嬉しいです!
 
優勝から遠ざかること8年半・・・
第一回きぬかけ杯に優勝して以来ですよ。
あ~続けていて良かった・・・
 
これ多分、私が一番嬉しいのかもしれません。
 
今回はきぬかけ杯の第一回目の夏季大会。
第一回目は強いんです。
 
 
 
今週だけは余韻に浸りたいので・・・
今回のきぬかけ杯夏季大会を違う角度から見てみたいと思います!
 
 
第一試合です~・・・
 
初回にいきなり8点取りましたが、これは予想していませんでした。
でもこの初回の攻撃は今シーズンのTKを象徴するような攻撃だったんです。
 
まず先頭金城が相手エラーで出塁してその後2連続四球をもらいノーヒットで3点取る場面ですが、
金城は出塁後わずか2球で連続盗塁を決め三塁に進みます。
 
これTK野球の真骨頂なんです。
とにかく塁に出たら走る。
相手ベンチやキャッチャーにサインを見破られてもサインを出し続けて走り倒します。
バントを使わない代わりに足を使います。
 
私がバントが大嫌いなんでTKではチーム創設以来バントのサインはありません。
 
このチームを率いて11ヶ月、アウトになっても走り続けた結果・・・
「どうせ盗塁のサインが出るならセーフになりたい」と子どもたちはリードとスタートを本気で磨いていました。
その副作用として・・・私が盗塁のサインを出し忘れたときや、ここは走らない方が良いと思ってサインを出していないときでも、みんな勝手に走ります・・・
うーん、まぁええか。
 
 
で、古賀と加藤が四球で出塁した後もジャンジャン走って相手のエラーがからんでノーヒットで3点を先制したのです。
 
このあと河野がセンターにツーベースを打つんですが、これが今シーズンのTKの強い所です。
 
打つんです!
本当に打つ!
 
 
特に河野はすごい・・・というかエグイ!
河野は今シーズン絶好調!当たればロングヒット、当たり損ねもヒット・・・もう手が付けられません💦
きぬかけ杯終了時点の今シーズンの河野の打撃成績が30打数20安打の6割6分6厘で三塁打9本・二塁打4本・本塁打1本の大暴れ!
昨年の首位打者ではありますが、ここまで打つと頼もしいどころの騒ぎではありません。まだ5年生ですよ・・・来年どうなるんでしょうか・・・
 
 
夏原もヒットで続きます。
しばらく3番を打たせていたんですがここ数試合打率が下がってきたのでこの間の試合で6番に下げたら打ったんで5番に上げました。
 
これも今シーズンのTKを象徴するものです。
 
打順を固定しないんです。
というか、できないんです。
今シーズン動かしてないのは1番金城と4番河野だけ。
あとはごろごろ変えます。
 
 
毎試合、調子の上がっている選手、下がっている選手を組み換えて一番得点力の高い打線を組んでいます。
打てば打順が上がり、打てないと打順が下がる・・・当たり前のことですがレギュラーと言えども日々熾烈な打順争いがあります。
結果を出せば上がる楽しさと結果が出なければ下がる恐怖が背中合わせ・・・
 
おそらくこれが下位打線が打つ最大の要因ではないかと思っています。
 
 
そして7番児島が相手エラーで出塁し8番宮島9番細川の連打で8点目を奪います。
 
8番9番の連打・・・って普通はないですよ。
それも綺麗にルーキーズのエースの球をとらえたヒットです。
宮島は一時期レギュラーから外れてたんですが、バッティングで結果を出し続け、レギュラーをつかんでくれました。



 
打線に切れ目がないというのはこういうことなんでしょうねぇ・・・
 
きぬかけ杯終了時点でのチーム打撃成績が14試合戦って281打数96安打3割4分1厘! んなあほな!
ありえないチーム打率です。
96安打てっ!
昨年10試合でわずか13安打のチームが・・・変われば変わるもんですよねぇ・・・
 
 
この試合、ベンチには木戸コーチが入っていました。
いつも主審をしてもらってるんであまりベンチにいないんですが、久々にベンチでヘッドコーチ役でした。
 
最近調子の上がらない櫻井から試合前に何やら相談されていたようで、彼がバッターボックスに入っているときにさかんに指示を出してたんですが・・・
「技術面は言わなくていい!俺が言う!」と私から言われてしまいました・・・こそっと言ってくれれば良かったんですが、私の横で言うもんですからつい・・・
コーチ陣も大変です💦
 
木戸コーチには細川、古賀のピッチング指導には入ってもらってます。
いつも主審で球筋を見ているのと、ピッチャーは特に指導が難しくいろんな角度で見る必要があるんで・・・信頼できるピッチングコーチですよ。
ベンチではヘッドコーチ役でして・・・
私がベンチでカーッとなる前に手を打ってもらったり、カーッとなってしまったときでもなだめて抑えてくれますから助かってます。
 
 
この試合の加藤は完璧なピッチングでしたねぇ。
初回いきなりヒットを打たれるんですが、けん制で刺します。
キャッチャーの古賀からけん制のサインが出ていたらしいです・・・
いや、私、セカンドけん制のサインプレーは指導していますが、ファーストけん制のサインプレー指導はしてないんですよ。
楽しんで自分たちでサインを作ってやってくれているんで、頼もしいですよね!
 
結局初回に2本ヒットを打たれただけで後はノーヒットピッチングでした。
 
加藤のコントロールの精度は合宿を期に格段に上がりましたよねぇ・・・
負けず嫌いの性格がそうさせるんでしょうか、コーナーをついてくる良いピッチャーに負けるのが悔しいんでしょうねぇ。
アウトコースを中心に追い込みインコースのボール球を見せて最後にアウトコースで打ち取るという完璧な配球が目立ちました。
これも古賀がうまくリードしています。
 
しかも・・・
この試合では加藤はチェンジアップ(遅い球)も使っています。
今年は緩急をつけるピッチングは指導するのを封印してたんです。
もっと球威や球速、コントロールがついてから指導しようと・・・・・
勝手にやってますわ(笑)
 
このコントロールに緩急をつけられたらバッターは打てません。
 
最後に1点取られましたが、加藤と古賀は完封を狙ってたんでしょうね。
パスボールでホームを許すと「あ~あ」って感じで笑いながら空を見上げてました。
 
 
加藤はハートが強いんです。
試合前、全く緊張していないのは加藤一人でした・・・
頼もしい選手です。
 
 
この試合守備で目立ったのが細川でした。
左打者も多くセカンドに打球が集中したんですが、全てさばいてくれました。
簡単なゴロは一つくらいで、右に左に動き回ってました。
圧巻は1、2塁間後方のフライをスライディングキャッチしたんですが、これは普通ならヒットです。
自分が捕りに行くという練習の成果ですねぇ。
 
彼が最優秀選手に選ばれた最大の要因がこの完璧な守備でした。
 
 
守備でもう一つ注目してほしいのがセンターとレフトです。
 
この日、左中間(レフトとセンターの間)に2回打球が飛びいずれもアウトにしています。
1本目はレフト児島とセンター金城が交錯しながら金城が捕り、2本目はアカスポ戦ですがセンターフライをレフト児島が横取りしてレフトフライにしています。
 
ベンチのコーチ陣から「声を出せ!危ない!」という指示が飛んでいましたが・・・
確かに危ないんですが、実はこれ、レベルの高いプレーなんです。
 
この日、超緊張していたセンター金城は動きが普段より悪かったんです。
いつもならセンター金城に任せる打球をレフト児島が捕りに行っています。
 
両者捕球するつもりで打球を追いかけるんでどうしても交錯寸前のプレーになります。
 
声は出してるんですが、打球に集中しているので聞こえにくいんですねぇ。
 
合宿以降、捕れる野手が捕球しに行き声を出して捕球する練習を積んできたんですが、そうとう高いレベルまで来ていることは確かです。
 
 
 
第三試合です~・・・
 
決勝戦という緊迫感がありましたよねぇ・・・
 
ルーキーズ戦でキャッチャーの古賀がタッチプレーで右手小指を負傷していました。
後日診断の結果は骨折💦
「大丈夫や、行け!」と言ってしまった私の責任です。申し訳ありません。
 
しかし、力みの抜けた古賀が3安打4打点の活躍!
この試合だけなら彼が最優秀選手でしょうねぇ。
 
 
アカスポ戦は実は怖かったんです。
木戸マネージャーとも予想していたんですが、エースはルーキーズに当ててくるとして2番手の力が未知数・・・
始まってみると、3月に試合をしたメンバーとゴロッと入れ替わってるんです。
何をするんや~全くデータがない・・・
 
そうとう補強したようです・・・
なんちゅうことするんや・・・
 
 
アカスポの先発投手が1回2失点で交代するんですが、「なんで?」と思ってました。
後で監督に聞くと、熱中症になったらしいんです。
 
こっちは骨折している選手を使ってたのに・・・
 
 
しかし、中盤まで厳しい試合でした。
2-1、5-1、5-3・・・
 
5-3になったところで私、マウンドへ行きました。
アカスポさんの走塁について話をしに・・・
 
私も相手のスキをつく走塁を指導します。
しかし、相手をなめた走塁は指導しません。上に行けばそんな走塁通用しませんから。
 
ともあれ、なんとか勝ってくれました!
 
 
細川が初回を0で抑えたのが大きかった。
四死球は7個とやはり多かったんですが、なんとか少ない失点で逃げ切れました。
 
細川の武器は右打者に対してナチュラルに食い込んでいくインコースの球。
これは打ちにくいです。
ゆったりとした上品なフォームからやんちゃな球が出てきますから、ギャップがありますよねぇ。
 
古賀もインコースをつかせ良いリードでしたねぇ。
 
 
 
この試合注目してほしいのが、4回表アカスポ3番打者の強い当たりのショーとゴロを加藤がさばいた場面です。
 
皆さんお気付きでしたでしょうか。
加藤のポジショニングの深さに・・・・・
 
普通の少年野球のショートの定位置よりも3mくらい後ろに守っているんです。
普通あの打球は三遊間を抜けるヒットです。
 
これが5月からチームで取り組んできたフィールディングなんです。
特に加藤のフィールディングはずば抜けています。
間違いなく上に行っても通用します。
 
ポジショニングを下げることでヒットは防げるのですが、前の打球の処理ができなければ意味がありません。
そのぎりぎりのラインで彼は守っています。
 
ファインプレーを普通のプレーに見せることは野手としての永遠の目標であり、実現した時はもっと上を目指せる時でしょう。
加藤にはもっと上を目指してほしいです。
 
 
最後に、サード櫻井のプレーにも注目していただきたい。
実はこの試合サードゴロを一塁へ暴投した場面なんです。
記録はエラーですが、これは成長の証なんです。
 
彼は春まで一塁へはワンバン送球をしていました。
完璧な守備でチームの牽引役とも言える選手なんです。
 
しかし、緩いゴロを間一髪でアウトにできるようノーバンスローに修正しました。
素直な櫻井は今までのプレースタイルを変えてでも私の要求に応えようとしてくれています。
 
彼は必ず伸びますよ。
 
 
もうひとつ最後に・・・・・
スコアラーの金城さん、お疲れ様でした。
完璧なスコアのお蔭で戦略が練りやすいです。
息子のプレーに一喜一憂しながらスコアを付ける大変さは誰にもわかりませんよねぇ。
この日は緊張して力が出し切れなかった息子さんですが、ほめたってや~(笑)
 
 
 
 
いろんなことが詰まった優勝でした!
 
全員でつかんだ優勝です!
 
冬のきぬかけ杯ももう一段レベルアップした子どもたちの姿をお見せしたいと思っています。
 
 
今週の土曜日は祝勝会!
来週から、また頑張りまっせ~!