お袋の姉ちゃんが亡くなったのでお通夜に連れて行った。

兄弟残り四名、一番下の妹のことを忘れている。

忘れていると言えば自分の長男の嫁様まで忘れている。

あの人誰だ?、さあっきからずーといんだよな、挨拶もしねんだ。

嫁さんはショックだろうがどうしようもない事実た゜。

自分の妹すら忘れているんだから。


笑わせる事件は起きた。

焼香をするのに事もあろうか、灰を取って焼香しようとしたのだ。

えぇー見てられない。

喪主もあぁー婆ちゃんヤバイという顔をしていた。

本人は何の問題もない顔をしている。

俺は親戚の席に座っていたので、笑いをこらえるのに大変だった。

このお袋二年前にも同じ事をしたのだ。

それはもっと恐ろしい笑いだった。

なんと燃えているお香を取ってそれを何食わぬ顔をして焼香したのだ。

本人は熱かったと思うが、それは感じない指であったに違いない。

まあ、問題なく生きている。


痴呆の方に対する理解は本当に当事者じゃなければ解らない事

中々他人には解らない痴呆の行動、言動。

でも面白いお袋だ。


あぁ、我が嫁さんも明日がバースディだ。

今回は一緒に御祝い出来ないが、電話でハッピバースディでも

歌ってあげよう。

嫁さんは大切にしましょう。読者殿。