Monster 井上尚弥。。。

 

今日は、まさにモンスター。

 

一般的に、ボクシングって、

パワーをとるか、スピードをとるか、

っていう選択(戦力)になりますが、

井上尚弥は、”両方、頂戴します”って感じです。

 

 

あのスピードで、あのパワーで来られたら、

何人たりとも、太刀打ちできません。

 

しかも、しかも、サウスポーも披露する有様。

 

素人ボクシングファンの私の、”ボクシング理論”では、

スイッチヒッターは有効です!

 

だって、右のいいところ、左のいいところを、

その場面場面で選択できれば、いいに決まってる。

しかし、それを実践するには・・・。

 

よく、攻防一体といいますが、”攻防並立”が私の推しです。

攻防一体とは、一連の流れの中で、攻と防を繰り返します。

 

攻防並立とは。

攻撃と防御の主役は、右と左の拳(グローブ)です。

そしてボディー・フットワーク。

いわば、3者それぞれに、それぞれ脳味噌があり、

常に情報交換して、それぞれが攻防を連続的に判断するんです。

 

「相手の右がきたら、左下にダッキングし、左ボディから右ストレート」という一連の型ではなく、

右、左、ボディが連続的に判断し攻防する。

ナジーム・ハメッドなんて、近いかもしれません。

 

まぁ、実践となると。

 

井上尚弥チャンプなら、なんでも出来そうな気がして怖いです。

 

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2Days  総括

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計5試合?世界戦。

ボクシングの喜怒哀楽、明と暗、納得と驚き。

縮図を総括したようような素晴らしい興行でした。

 

選手の皆さん、本田会長、具志堅会長、大橋会長、寺地会長、

そして関係した皆様、

有難うございました。

 

 

2017,05,21

 

八重樫vsメリンド

 

何が起きたのか!?

 

テンプルへの一撃。

これが全てでしょうか。。。

 

 

アゴ、頬、額、テンプル、、、

当たる場所によって、ダメージは違うのでしょう。

 

そして、本人は否定するでしょうけど、

キャリアにおけるダメージ蓄積と年齢的衰え。

 

もうひと暴れを期待しつつも、

よくやった、お疲れ様でした、とも。

 

まずは、ゆっくり休んでください。

現代ボクシングの、ポイント獲得競技化への、

村田流の反旗が見事に実践でき、

素直に日本人 新チャンピオン誕生を喜ぼうと思ったが、

結果、ポイントに泣かされてしまった、

昨日の、WBA世界ミドル級王者決定戦。

 

ジャッジペーパーを拾ったので、中身を見てみます。

 

  エンダム     村田        
USA PAN CAN   CAN PAN USA  
10 10 10 10 1 9 9 9 9  
9 10 10 10 2 9 9 9 10 ?
9 9 10 10 3 9 9 10 10 ?
8 8 8 8 4 10 10 10 10  
9 9 10 9 5 10 9 10 10  
9 9 9 9 6 10 10 10 10  
9 9 9 9 7 10 10 10 10  
10 10 10 10 8 9 9 9 9  
9 9 10 10 9 9 9 10 10  
9 9 10 10 10 9 9 10 10  
9 9 10 10 11 9 9 10 10  
9 9 10 10 12 9 9 10 10  
109 110 116 115   112 111 117 118  

 

私の採点は、感情込みなので、村田に甘いかと思いますが、

まあ、米国のジャッジと、ほぼ同じです。

 

真ん中の緑色塗りが、3者が同じ判断を下したラウンドです。

 

 

んーーーー。

 

いろいろと、考えてみようと思いましたが、

よくわかりません。

 

序盤は、明らかに村田の手数が少なかったですが、

ほぼほぼブロックしていたのも確かです。

 

終盤は、村田の押せ押せと感じていましたが、

パナマ、カナダは、エンダムを支持。

 

ダメージ、スタミナもギリギリのエンダムは、

とにかく手を出しました。

しかし、村田は、要所で有効なダメージングブローをヒットしていた、と思うのですが。

・・・・・

村田選手のスタイルは、先日も書きましたが、

スピードボクサーにポイントアウトされる可能性があるとは思っていました。

しかしながら、それは、

①村田が(全く)手を出さない

②村田のパンチが(全く)当たらない

時に、相手の攻撃が

③ガードの上を(有効ではないが)叩く

④浅くても有効に当てる

という状況を想定してのことです。

 

今回は、

村田の手数は少なかったけど、

ダメージを与えるヒットがあった。

エンダムは手数は多かったけど、

ほぼガードの上で、有効にヒットしたのは皆無に近かった。

 

日本人ファイターが、海外のアウトボクサーに捌かれ、

”嗚呼、当たれば勝てる、じゃダメなんだよな”

という試合を何度も観てきましたが、

今回に限っては、そんな印象はなかったんですけどね。

 

・・・・・

五輪金メダルからプロの世界王者を目指している村田陣営にとっては、超巨大プロジェクトであり、

他のボクサーの世界挑戦とは1試合の重みが異なるでしょう。

(語弊はありますが)

 

村田選手ご本人も、もう一度なんて簡単には言えない、と

おっしゃってました。

しかし、腹のなかでは、くっそー何度でもやってやる、と思っているのではないでしょうか。

 

無責任にプラス思考で言えば、

今回の負けは、今後の村田を良い方向に導いてくれるのではないか!?

世界レベルの相手に勝ちに等しい内容、

”無敗”の呪縛からの解放、

そして、手数比べで、こんな判定もあり得ることを経験できた。

 

村田の戦力(=スピード)で、やみくもに手数を出すのも危険かもしれませんが、今回の結果を素直に受け止め、

総合的にレベルアップしてほしいです。

ブロッキングと適度な手数、そしてパワーパンチ。

 

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左のボディーが少なかったのは悔やまれます。