10月から毎日のように、ミサイルやドローンで、ウクライナを攻撃しているロシア。
発電施設を爆撃して、ウクライナの人たちに、冬を超えさせない作戦です。
これで、ウクライナの人たちの戦意を失くすのが目的。
これは、戦略爆撃に当たります。
相手の軍隊を直接、爆撃する戦術爆撃と違い、戦略爆撃は相手の軍需工事や、インフラを破壊して戦争継続能力を減じるのが目的です。
また、無差別に人民を殺傷する事で、厭戦気分を高めるのも戦略爆撃になります。
この戦略爆撃は、第二次世界大戦で、アメリカやイギリスが散々やってきた事です。
日本は戦略爆撃を受けて、ぼろぼろになりました。
そもそも、最初に戦略爆撃を行ったのは、ナチスドイツです。
イギリス上陸に必要なドーバー海峡の制空権を確保するために、イギリスの空港や、飛行機製造工場を爆撃し、イギリスは空軍は、壊滅寸前にまでなりました。
ところが、ヒトラーは突然、作戦変更を行いました。
制空権確保の戦略爆撃から、ロンドンの都市爆撃に切り替えたのです。
これで、イギリス空軍に立ち直らせる時間を与えて、ロンドン防衛のための最新鋭のレーダーも活躍して、ドイツ空軍は、大幅な損害を被りました。
結果的には、ドイツは制空権を取れずに、イギリス攻略を諦めました。
しかし、この経験で、アメリカ、イギリスは戦略爆撃の重要性を悟り、今後の戦い方に生かしたのです。
イギリスは、ドイツの都市空爆を行い、復讐しました。
ロシアはウクライナの発電施設を爆撃する事で、ウクライナの人々の戦意を喪失させる事を狙いましたが、
逆に、ウクライナの人々の怒りを買い、さらに戦意は高まったようです。
今のところ、完全にロシアの目的は、失敗しているようです。
完全にウクライナへの嫌がらせですね。
ところで、今日の愛犬ベルは、散歩の途中で引き返しました。
後少しで、中間点だったのに。
1231-29544.
