第104回全国高校野球選手権鹿児島大会の2回戦で、奄美大島の大島高校は、甲南高校と対戦しました。


1回表、いきなり大島高校のプロ注目のエース、大野稼頭央投手が乱れます。


3四死球で満塁のピンチ。

ここで、タイムリーと併殺崩れで2点を先制されてしまいます。

さらに2アウト1.3塁から1塁走者が飛び出し、挟殺プレーの間に3塁へ送球。これが大暴投になりますが、カバーの選手から本塁送球でアウト。

なんとか2点で抑える事ができました。


その裏、甲南高校のエースが、同じように乱調で、3四球で満塁。

1回戦で好投した切通投手が、2番手として登板

併殺の間に大島高校は、1点を返します。


2回からは、大野稼頭央投手は、別人のような投球。

毎回の11奪三振を奪います。


甲南高校の切通投手は、最速は110キロのストレートと70キロ代のカーブが持ち味。


その後、守備の乱れもあって、8点を失ってしまいます。

途中から緩いカーブを中心とした投球で、おいらが予想した通り、大島高校は打ち損じます。

クリーンヒットは僅か。


結果的には、大島高校が9-2で7回コールド勝ちでしたが、もし1回に3点取られて、甲南高校に守備のミスがなければ、負けていたかもしれません。


大野稼頭央投手は、2回からは、最速142キロのストレートと鋭く曲がる変化球がさえて、打たれたヒットは僅か3本でした。


球場は島の大応援団の指笛、島唄が流れて独特な雰囲気でした。


次回は14日、好投手三浦を擁する鹿児島商との対戦です。

頑張れ大島高校