1994年以来2回目の西表島旅行。
今回も職員旅行だったが、本来なら3泊4日の日程だったのが、おいらは仕事の関係で1日遅れて入島したのだった。
7月にオープンした新店の日用品担当だったため、仕事は忙しく、睡眠時間が2時間の日が続いた。
そうした心身ともに疲れ切った状態での西表旅行だったのである。
今回は特に観光はしなかった。
ダイビングのためだけに旅行に行ったようなものである。
宿泊は民宿に泊まったが、名前は忘れた。
上原港の近くだったと思う。
1日目は、午後に着いて、近くの海を見ただけだった。
2日目は、ダイビング、
バラス島と言って、珊瑚のかけらでできた無人島の近くで潜った。
他のメンバーも一緒の船だったが、ダイビングはおいらだけで、後の人たちはシュノーケリングだった。
おいらはアドバンスで水中カメラの講習を受けたので、カメラをレンタルした。
当時のカメラはフィルム式のカメラで、自分で写真屋さんに持って行って現像しなければならない。
実際、現像してみないと、どのように映ったのかわからないのである。
1本目はイソバナというポイント。
さんごがきれいだったが、流れが強く、あまり写真は写せなかった。
2本目はどしゃぶりの中でのダイビング。
水中も後半、流れが強くなった。
そして、浮上した時に事件が起こった。
突然、おいらは流されたのである。
ボートがどんどん遠ざかって行った。
大声を出したが、誰も気づいてくれない。
幸い、陸の方に向かって流されたので、このまま陸まで行こうかと思った。
しかし、タンクに空気が80くらい残っていたので、レギュレーターを加えて全力でフィンを漕いでみた。
そしたら、何とか、前に進んだのである。
そして、必死に泳いでボートにたどり着いた。
そして、ボートに上がったが、誰もおいらの異変には気づいていなかったのであった。
あの時、タンクに空気がなかったら、そのまま陸に流されたかもしれない。
でも、その時は、つよぼん
行方不明事件となり、必死の捜索になったであろう。
たとえ、陸に上がっても、どこかわからないし、人家も近くにあるかわからないからね。
夜は民宿で島唄を聞いて、星空をながめた。
南十字星も見えるとのことだったが、あまりにも☆が多く、わからなかった。
近くのお土産やさんで、お店のアルバイトの女の子にアクセサリーを買った。
後日、現像した写真を見たが、キンギョハナダイが写っているだけだった。