さて、嬉しいニュースが。
29日から開催されていた、サイバーエージェントレディスで昨日まで首位に立っていた、福島浩子が優勝。
姉晃子に続き、初の姉妹優勝となりました。

福島浩子選手は、1977年生まれの38歳。
ティーチングプロA級の資格を持っています。
ただ、ツアーに必要なトーナメントプロの資格は持っていないので、TPD単年度登録(プロテストに合格しなくても、1年間は一定の条件でプロとしてツアー参戦できる)で、試合に出ています。

これまで、優勝はもちろんの事、シードを獲得した事さえありません。
昨年は賞金ランキング76位。今年はQT(出場優先順位決定試合)31位で、ほぼ今年のツアーフル出場資格を取っています。

姉晃子は、日本ツアー24勝、海外で2勝の素晴らしい成績を上げています。
何かと偉大な姉と比較される事も多かったと思います。

しかし38歳という年齢(本来ならピークを過ぎている)ながら、調子は上がっていて、今年は何か勝ちたいという気持ちが湧いて来たそうです。

本日は15番まで、-8を保っていましたが、イボミ選手に2打差まで迫られていました。
本来なら完全にイボミ選手のペースです。これでイボミ選手の逆転優勝かと思われました。
福島浩子選手は、ついにプレッシャーで体が動かなくなり、16番で4パット。
さらに17番ボギーで-5まで落としてしまいます。
しかし、イボミ選手も15、16でボギーと伸ばしきれず。
本日好調のキムハヌル選手とプレーオフに突入します。
先にパーとした福島浩子選手に対し、キムハヌル選手は、1メートルのパーパットを外し、この瞬間福島浩子選手の優勝が決定。
姉晃子選手と抱き合って、涙の初優勝となりました。
これまで、いろんな苦労があったと思います。
本当におめでとうございます(^-^)/