熊本勢の頑張りが光るフジサンケイレディスクラシック。

本日は最終日でした。風が強く、難しいコンディションの中、多くの選手がスコアを落としました。

プレッシャーのかかる熊本勢も本日は苦戦。昨日まで単独首位の笠 りつ子選手は、本日はショットは良かったんですが、パットが後1つ、カップに蹴られて、スコアを伸ばせませんでした。
本日はイーブンパーでしたが、それでも2位タイと、頑張りました。彼女の頑張りは、きっと熊本に届いたと思います。また、どんなに苦しくても、終始、笑顔でした。熊本の知り合いから、励みになってるよと言うメールをもらい、逆に、笠 りつ子選手自身が、励まされたそうです。

熊本出身の一ノ瀬 優希選手と、豊永 志帆選手は、本日イーブンパーで、21位タイ。

上田 桃子選手は、28位タイ。野口 彩未選手は、プロになって初の予選突破で、35位タイ。賞金は、すべて、熊本の、お母さんにプレゼントするそうです。

さて、試合の方は、アン ソンジュ選手が一歩抜け出し、最終ホールで1打リード。
大山 志保選手は、18番でナイスバーディで、1打差まで迫っています。
アン ソンジュ選手は、18番のセカンドをバンカーに入れてしまいました。
ここからのリカバリーをオーバーさせてしまいました。
距離の残ったパーパットを入れたら優勝。入れなければプレーオフと言う場面で、入れる事が、出来ず。さらに返しのパットも外して、まさかのダブルボギー。アン選手ほどの方も、こんな事があるんですね。
結局、大山 志保選手は2回目の川奈優勝となりました。
本人が目指しているオリンピック出場が、一歩近づいて来ました。
大山選手は高校時代を熊本で過ごしたそうで、優勝賞金1440万円をすべて熊本の被災地に寄付するそうです。

今回は熊本出身のゴルファーに、元気をもらった方も、多いと思います。少しでも熊本の皆様が、元気になって欲しいですね。