今日は大腸内視鏡検査に行って来ました。

初めて検査したのは30代。

この時は恥ずかしいというよりも、メチャ痛いと言う感じでした。
何しろお尻からカメラを入れられるんです。

大腸癌は、女性の癌死亡数では1位。
罹患者数の平均死亡率は40%くらいです。。

でも早期発見では92%くらいの方が助かるんです。しかも、発見されても、手術ではなく、内視鏡で切り取るだけで済むのです。死亡率40%というのは、やはり、進行してから発見された方が多いのでしょうね。

毎年、便潜血検査をしているから大丈夫と言うあなた。便潜血検査で発見できるのは進行癌が多く、見つかったとしても、結局手術しなくてはいけない場合が、多いらしいですよ。

さて、おいらが2年に1回受けている鮫島病院では、ほとんど痛みはありません。
病院によって、痛い痛くないがありますので、事前に調べたほうがいいでしょう。

さて、大腸内視鏡検査で辛いのは、下剤処置でしょう。鮫島病院では2種類の方法があります。
1つは前日検査食を食べて(おかゆなどの低カロリー食、ダイエットには最適)
前日の夜に下剤とマグロコロールという、ポカリスエットに似た味の液体を1800ml飲む方法。
2つ目は、前日は普通に食べて(と言っても出来るだけ消化のいいもので、野菜、ワカメなどの繊維質は避ける)
当日病院で、ニフレックという下剤を飲む方法。
おいらは1つ目を選びます。
検査食はまずくはないのですが、物足りない感じがします。
また検査食自体が高いので、負担は大きくなります。
利点はマグロコロール自体がそんなに飲みにくくない事。
翌日検査に行ったら、即検査が出来て(便の状態次第で、追加の下剤処置があります)
早く帰れる事です。

2つ目の難点は、とにかく下剤のニフレックがまずくて飲みにくい。そして、検査はどうしても午後からになり、丸1日かかってしまう事です。

本日は朝8時半に病院に着いて、いつもは浣腸されるんですが、浣腸は無しで1番目に検査を受ける事が出来ました。
もう慣れたもんで、ほとんど苦痛は無く終わりました。
診察も含め、10時前には終了。結果は異常無しでした。

大腸内視鏡検査は、恥ずかしい、痛いと言う事で、検査をためらっている方が多いと思います。

肛門は口と同じく、消化器官ですよ。
決して恥ずかしい場所ではありません。
排便出来ないと、人間は死んでしまいますので、とても大切な器官です。
勇気を出して検査を受ける事で、大幅に大腸癌による死亡率を減らす事が出来るのです。