さて、前日、沖永良部島を出航した船は大波を受けながら、朝8時に鹿児島港へ入港しました。
鹿児島港にはFさんが迎えに来てくれていました。おいらを鹿児島空港に送っていくためです。
なにしろ、飛行機は朝9時すぎに出発ですから、直行しないと間に合わないのです。
Fさんのおかげで、なんとか鹿児島空港に到着できましたが、すでに飛行機は出発時間を過ぎており、おいらの
ために出発を見合わせてくれていました。
おいらが飛行機に乗り込むと、職員旅行のメンバーが拍手をしてくれました。回りのお客さんは大ひんしゅくで
す。
みんなからは「飛行機を止めた男」と冷やかされる始末です。
これも台風のせいですが、沖縄からわずか60KMの沖永良部島から18時間かけて船で鹿児島に帰り、そしてそ
の足で飛行機でまた沖縄に飛び立つのです。
飛行機は無事に那覇空港に着き、初めての沖縄旅行がスタートします。
まず、「琉球ガラス村」に行きました。
ここでいろんなガラス細工を見ましたが、興味のないおいらは、何も買いませんでした。
その後、宿泊地である残波岬ロイヤルホテルに到着しました。
結構大きなリゾートホテルでした。
まず夜は宴会です。
ここで飲んで、夜はプールサイドでなにかのショーをやっていました。
するとK君がプールに突き落とされました。
K君は1日に1000回ほど「すみません」を言う男で、いじられ役でした。
すっかりK君はずぶ濡れになってしまいました。
さて、おいらは大事なことに気づきました。
沖永良部のCM撮影から直接旅行に行ったので、着替えは何も持ってきていなかったのです。
海水パンツからサンダル、下着まで、すべて現地で買うはめになりました。結構出費は痛かったです。
2日目はK山君の誘いでスキューバダイビングをすることになりました。
おいらはまだライセンスをしっかり取っていなかったのです。あるショップで講習を受けていましたが、その時講
習合格はもらっていました。でもライセンスカードはまだ発行されていなかったのです。
それをホテルに告げたら、それでもOKとのことで、なんとかダイビングをすることになりました。
場所は真栄田岬です。スキューバダイビングで有名な場所ですが、なにしろ急な階段を機材を背負って降りてい
かなくてはなりません。
でも海の中は別世界。いろんな熱帯魚がワンサカいて、大感激でした。
これが後々、ダイビングにはまるきっかけと言ってよいでしょう。
ダイビングが終わると、ホテルでK山君と昼食をとり、午後はホテルでゆっくりと過ごしました。
プールサイドで昼寝。至福の時です。
でもここで大変なことに。
おいらは片腕だけ、ビーチパラソルの外に出して寝ていたのです。
当然、強烈な紫外線にさらされました。
気がついた時には、真っ赤に焼けてしまいました。
やけどと同じ症状です。沖縄では午後3時までは地元の人は絶対に泳がないといわれます。
やけどするからです。それを知らずに大変な目にあった観光客は多いでしょう。
おいらもすっかり油断してしまいました。その後何日かは、痛くてたまりませんでしたから。
後編に続く。