今日映画「永遠の0」を見に行ってきました。
最初は娘と2人で行く予定でしたが、ママも行きたいということで、3人で行きました。
娘は1年前に原作を読んで、この映画を心待ちにしていたのです。
そして封切りされるとすぐ、友達と見に行きました。
今回が娘にとっては2回目となります。
そして昨年の暮れに娘から原作を渡され、「今日までに読んどいてね」と言われていたのです。
実家に帰って来るたびに「もう読んだ?」と娘のチェックが入ります。
原作は百田尚樹さんの膨大な量の取材に基づいて書かれており、なかなか読み応えがあります。それでも年末年始の忙しい時期でしたので、読み終わったのは、昨日でした。でも原作を読んだ段階で、涙が出てきます。
その余韻を引きずったまま、今日を迎えましたが、映画はさらに涙なしには見られないほど感動的です。
主人公の宮部さんの家族愛と、特攻隊の悲劇、宮部さん役の岡田君の名演技も光ります。
私は宮部さんが最後に出撃した鹿屋市に住んでおり、鹿屋には自衛隊の隣に航空基地資料館があります。
昨年そこで、特攻隊で出撃する学徒の遺書を読んでいるだけに、よけい悲しくなります。
あれだけ生きて帰りたかった宮部さんも、自分が教えた生徒たちが、特攻隊で次々に死んでいく姿にやりきれなかったのでしょう。そして自分自身も特攻隊に。
最後に流れる、サザンの「蛍」もよかったです。