
これはサトウキビをしぼる機械です。

赤レンガにシーサーの家。
今でも与論にはありますが、少ないです。
もともと与論は琉球王国で、江戸時代に薩摩藩が略奪したのです。
だから文化的には沖縄でした。
でも太平洋戦争後に奄美群島(与論も含む)が日本復帰した後も、沖縄はアメリカが統治していました。
そのため沖縄からの赤レンガが輸入禁止となり、赤レンガが入って来なくなったのです。
もともと沖縄も赤レンガの屋根と藁葺きの屋根と半々らしかったのですが。
すぐ隣の沖永良部島(奄美群島で与論より北の島)が文化的に沖縄を向いているのに比べて、与論はなんか沖縄に流されないぞという、独立の精神が感じられます。
あまり沖縄っぽくないのです。だからと言って文化が鹿児島というわけでもなく、与論独自の文化が根付いているような気がします。
案内は民俗村の男性がしてくれましたが、とても早口。でもわかりやすかったです。
入場料は400円。
その後サザンクロスセンターに行きました。
ここは与論に関する展示物がたくさんあります。
一番上の展望台からは360度パノラマの光景が見られます。
入場料は300円ですが、それ以上の価値はあります。
与論旅行記4に続く