バスは時間とおり出発し、新原ビーチに向かいます。
那覇の市街地を走ります。
高層ビルはありませんが、とても活気がある街並みが続きます。
新原ビーチまでは1時間ですが、行けども行けども同じ光景が続きます。
沖縄に住んでのんびりすごしたい。
と思っている方も多いと思いますが、それは大きなまちがい。
実は沖縄は中都会なのです。それも広大な面積を誇ります。
そうです。鹿児島市くらいの地方都市が延々と続くのです。
はたして沖縄の原風景などあるのかしらん?と思ってしまいます。
沖縄に来て、沖縄の原風景がない?
そもそも沖縄の原風景って何じゃー。
沖縄というと、リゾート、アメリカ的文化、人によっていろいろと感じ方はあると思いますが。
オイラ的には、素朴で赤レンガの家。そして門にはシーサーが。そしてどこからともなく聞こえてくる
三線の音。
これが沖縄的なのです。
その都会的風景に飽き飽きとした頃、バスは331号線から137号線に入りました。
そしてバス停、新里入口を超えたあたりから。
ついに来たー。期待した風景が。
やっと都会を抜け、沖縄的な素朴な風景が。
サトウキビ畑、赤れんがの家、
そしてやがてエメラルドグリーンの海が目の前に広がって来ました。
着いたのは新原ビーチ前バス停です。
うーん。着いたら先崎に昼飯を食いたい。もちろんルービといっしょに。
するとすぐ近くにレストランがあるではありませんか?
もちろんレストランだけでなく、ここはお土産やグラスボートの受付所でもあるわけで。
さっそく席に着いたら、お姉さんが「お食事はありませんよ」
との事。
がーん!
「じゃー、どこで飯食えるの?」
と聞くと、
「うーん、少し距離あるけど、喫茶店ならありますよ」
喫茶店じゃなあ、でも仕方ないかなあと思いながら、立ち去ろうとするとお姉さんが
「お兄さん、カレーなら作れますよ」。
「そばはないの?」と聞くオイラ。
「大丈夫ですよ」
ラッキー。オイラの目的はそば「沖縄そば」なのだ。
今度の旅行で4杯というノルマをかかげているのです。
オイラは沖縄そばが大好き。今回の旅行の目的の1つでもあります。
生といっしょに頼みます。
でも出てきたのは、そばと七味とうがらし、紅しょうが。
「あれ、コーレグース(島とうがらし)は?」
そう、オイラはそばにコーレグースをたっぷり入れて食べるのが好きなのです。
でも試しに七味とうがらしを入れてみたら、結構うまい。
お姉さんとは世間話をして、レストランを後にします。
回りは期待通りの沖縄的風景が。
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シーサーが笑っています。
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こんな家がずーっと続きます。
3に続く。