飛行機は次第に高度を下げ、真近に沖永良部島が見えてきた。
海は白波を立てている。沖永良部特有の赤土が曇天に映えている。
無事着陸。雨は降っていない。むしろ曇り空から太陽がのぞいているくらい。
飛行機から降りると、少し生暖かい空気がそよいできた。
これなら自転車で回ろうかな?
一瞬思いが駆け巡ったが、
風が強く、またいつか雨が降り出すかわからないのでやめた。
飛行機の中からずっと泣き喚いていた子供たちも降りてきた。

沖永良部空港はごらんのとおり、小さな空港である。
1日鹿児島との往復便が3便しかないのだから、仕方がない。
13年ぶりの沖永良部空港は、ぜんぜん変わっていない。
空港には、フローラルホテルの送迎バスが待っていて、ホテルまで送ってくれた。
客はオイラたちの他に1人。
1人はバスの運転手と知り合いらしい。
ローカルな話題で盛り上がっている。
窓から写る景色は、13年前と変わっていなくて懐かしい。
国頭から和泊の町に入る。
ここもほとんど変わらず、どちらかと言えば少しさびれたような。
2人の会話を聞いていると、人口も年々減ってきているらしい。
バスは海岸線を走り、ホテルに着いた。
チェックインは15時だが、まだ時間は10時過ぎである。
予定どおりレンタカーを借りて、島内を1周することにする。
レンタカーは10時40分に到着。
ホテルのレストランは14時までで、ラストオーダーが13時30分。
できればこの時間までに帰ってこれたらと、思いながらオイラの運転で出発。
まずは一番近いスポットのウジジ浜に着く。

ご覧のような奇岩が遠浅の海に浮かんでいる。
リーフの外には荒波が立っている。
明日のダイビングはできるのだろうか?
できてもしけとうねりの中のダイビングかしら?
なんとなく憂鬱。
ウジジ浜は、明治にカナダの難破船の乗組員を島のみんなが精一杯の介抱をして当時のカナダ政府から感謝されたと記念碑には書いてある。
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