手元に昨日もらった、はやぶさのチラシがないので、役名は主役の竹内結子さん演じる『水沢恵』しか覚えてないや(笑)。
この映画も、「僕せか」同様実話が元なんですが。
なにより7年という歳月の重みが、身にしみました。
「はやぶさ」が飛び立って、戻ってくるまで7年。
数値でしか分からないトラブル(その数値も17分前に起きた事態の表示というタイムラグ)が起きて、予定帰還日より遅れること3年。
結果として7年という時間が出ました。
途中本当に戻って来れるのか不明な1年ちょっとの時間があって。
「はやぶさを地球に戻したい」というスタッフの情熱と、地道な作業と、
帰還への手がかり探しの積み重ねの日々があってこその時間。
未確定の帰還予定。
でも、宇宙に対する国の予算と、「はやぶさ」に携わる人の仕事や、寿命だけはリアルに『期限』が迫ってきます。
その中でもやれることに最善を尽くす。
着地点が定まっても、着地点が見えないこともある科学者の仕事は、何もないところから、何かを生み出す人たちの共通点があるように感じました。
それも。
なにかをなしえるには、良いリーダーが要ること。
良いリーダーって、状況判断の能力の高い人っていうのも有りかな?
そして、同じ方向を向いてる、各分野のプロフェッショナルなスタッフという仲間が必要なことだと思いました。
この映画はテレビサイズで観るより、映画館で2時間半観てもらうのが一番だと思います。