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石原ブログ

WTテコンドー

先日、三重県へ演武を行いに行ってきました。

シドニーオリンピックで銅メダルをとったオリンピアン、岡本依子さんの講演での演武です。


講演に来られた方々はテコンドーを知りません。

シンプルにプムセを三つ行いましたが、いきなりそれを見せてもよく分からないでしょう。


例えば空手の形やフィギュアスケートの演技でも良いです。

予備知識のない人がそれを目にして何を思うか。

なんか凄い、なんか迫力ある、回転が凄い、そんな漠然としたものじゃないでしょうか。

私はフィギュアスケートをテレビで観ても全部同じようにしか見えません。

そんな中で何かしらの関心を示してもらえるにはどうすれば良いか。


プムセを行う場合では方法が大きく分けて二つあると思います。


1つはXスポーツのような超人的身体能力で圧倒することです。

フリースタイルプムセがそれに当たります。

海外ではフリースタイルプムセも盛んに研究されており世界選手権でも盛んに行われています。

通常の公認プムセもやりつつフリースタイルを想定して回転系の連続技を練習している動画などもよく目にするようになってきました。

例えばトルコの選手を見ると昨年と今ではかなりレベルが違っていました。

国内でもフリースタイルプムセも含めた合宿が今月に開催される予定なのは既に周知されているかと思います。

プムセが競技として進化していく一つの形がフリースタイルでしょう。


2つ目は事前に簡単な説明をすることです。

何を意味しているのか、またはどんな法則、特徴があるのかなど簡単に予備知識を与えておけば見え方も違ってきます。

例えば、それを戦車で説明してみましょう。

あの戦車はロシア特有の鋳造によるお椀を逆さにしたような丸い砲塔、そして低い車高は投影面積を小さくし被弾率を下げた高い防御力を備えていると同時に強力な大口径の戦車砲を搭載しているのが特徴。

ただし砲弾があまりにも大きいので分離式弾薬であり発射速度も精々一分間に2~3初程度と言う低さが大きな欠点だ。


漠然と目にするのと事前のこのような説明があるのでは全く見え方も違ってきます。


高麗(コリョ)で言えば動作数が一番多いプムセになります。

勿論、フリースタイルプムセでなくても高いパフォーマンスを発揮するのが望ましいでしょう。



演武(依子さんの父のテグプムセ、私のプムセ、依子さんのキョッパ)の後はそのまま公演を聞いていました。

印象強く残っているのは行動力の高さです。

オリンピアンは違いますね。