2023年9月24日(日)
京阪電車「門真市」駅前の
イズミヤショッピングセンター門真店にて
「第3回イズミヤ門真フェスタ」が開催!
ステージイベントとして
「格闘戦士 T-KICKER/ティーキッカー」
ショーが行われました!
レポートⅠ
〈STORY〉
イズミヤショッピングセンター門真店の
2階ライブスペース「and」にて
イベントのビンゴ大会が行われている。
「ここで何をやってやがるんだよ。
どけどけ!」
叫び声と共にワル学生が入って来る。
「俺っちは暴走族ダークライダーに入るワルだ。
ビンゴ大会だかなんだか知らねえが
ここは今日から俺のシマにするんだ。
そいでこのシマを手土産にマスクを貰える
ダークライダーに認めてもらうんだ。
だから早くとっととどくんだよ!
おっと、いけねえ。
だがな俺の手下になりたい奴はいるか?
なりたい奴がいたら俺っちの手下に
してやってもいいんだぜ。」
「心配するな。
俺っちはおまえ達の味方なんだよ。
親や学校の先生たちの分からず屋の
大人達が支配する学校やこの街を
俺たちが支配して変えてやるんだよ。
だが俺っちの手下になるのを嫌がる奴は
お仕置きしないといけねえなあ。」
言うと拳をポキポキしながら子供達に近付く。
「やめなさい!」
声がしてリカが現れる。
「子供達をイジメるのはやめなさい!」
注意するリカだが
「おまえは!‥‥誰だっけ?」
リカを忘れているワル。
「ふざけないで!あなたの学校の
リリムス学園の先生のリカよ!
やっと見つけたと思ったら、もう!」
「あっ〜!おまえはあのオバサン。」
リカを思い出すワル。
「またオバさんとか大人をバカにして。
許さん!‥あっダメダメ、私先生だった。
コンプラコンプラ。」
自分で気を取り直したリカ、優しく声をかける。
「さあ、一緒に学校に行くわよ。」
「行くわけねえだろ、ば〜か。」
「もう、バカって言う人がバカって
教えてあげたでしよ。
何回言えば分かるの!
学びなさい。さあ来て。」
リカ、ワルに近付いて腕を引っ張ろうとする。
「やめろ!離せ!俺は指図されるのが大嫌いなんだよ。好きなように自由に生きるんだよ。」
ワル、抵抗してリカの腕を振り払う。
そして懐からナイフを出す。
驚くリカ。
「やめなさい!
それに自由を勘違いしないで!
ナイフをしまいなさい!」
「うるせえ!」
言う事を聞かずリカにナイフで襲いかかるワル。
リカがワルのナイフをブレイニーで防御する。
そして得意の蹴りであしらう。
倒れるワルの背中に腰掛け抑えるリカ。
「このパソコンの名前はブレイニー。
メタルボディを持つ私の武器よ。
ナイフの攻撃ぐらいじゃ擦りキズひとつ
負わないって言ったでしょ。
いい加減大人を舐めるのやめなさい。」
「ふざけんな!」
「さあ、学校に行こうか。
ちゃんと話しを聞くわ。
保健室のサラ先生とも話そう。」
「行かねえ!俺はダークライダーに入って
ロフィさんの言ってる自由な世界を
この街で作るんだ!」
「もうホントにバカね。
ロフィはネットやSNSで適当な事言って
若者を洗脳してるのよ。
あなたは騙されてるだけよ。
もっと親や先生を信用しなさい。
頼っていいんだから。」
「うるせえ!」
ワル、抵抗し暴れてリカを振り飛ばす。
「親や先生は俺の事何も分かんねえくせに
いつもギャァギャァ叱るだけ。
大人は信用出来ねえ!」
「あなたの事を思って
言ってくれてるんじゃないの?」
「そんな事知らねえ!
ネットの動画や掲示板、ロヒィさんの
言ってる事は信用できるんだよ!
俺は力を手に入れて無能な大人を蹂躙して、
ロフィさんの言ってる世界を作るんだ!」
「ありがとう。よく言ってくれたね。」
どこからか声がする。
ダークライダー1号が現れる。
そのマスクのスピーカーから声が出ている。
「その声はロフィさん!」
ワルがロフィの声だと気がつく。
「君の事はずっと見ていたよ。
僕の言う事を理解してくれて嬉しいよ。
一緒に理想の世界を作ろう。」
「やっぱりロフィさんは俺の事を
ちゃんと見ていてくれたんだ。」
ロフィの言葉を聞き喜ぶワル。
「君は無能な大人どもとは違うようだね。
さぁ、早く財団に行ってマスクを
受け取りたまえ。
無能な大人達をチカラで支配しよう。」
「やった!ロフィさんありがとう。
バカなセンコウ、あばよ!」
飛び上がって喜び、走り去るワル。
「ちょっと待ちなさい!」
追いかけようとするリカだが、
その前にダークライダー1号が立ちはだかる。
「ロフィ!出てきなさい!
あなたの本当の目的は何なの!」
怒るリカ、ロフィに対して叫ぶ。
「誰だか知らないが君と話す必要は無いよ。
時間の無駄だからね。」
ツーツー。
通信が切られ、マスクのスピーカーからの
ロフィの声が聞こえなくなる。
そして、ダークライダーが
ジリジリとリカに近付く。
ピンチなリカ。
「ヤバっ。」
後ずさりながらブレイニーのキーボードを叩く。
リカを捕まえようとするダークライダー1号。
攻撃するリカ。
効かない。
逆に投げ飛ばされる。
ダークライダーがリカに呟く、
「チカラはこうやって使うんです。
あの子の言ってる通りです。
チカラが全てです。
イジメ、暴力、そして恐怖を与えて、
この街も無能な奴らも
私たちの財団が支配します。
邪魔なあなたは駆逐します。」
後ずさりながら構えるが焦るリカ。
「ホントにヤバい。」
その時、
TK「待て!」
どこからか声がする。
TK「装着!」
ティーキッカー、ギアボックスを持って登場。
TK「その人に手を出すな!」
ティーキッカーが叫ぶ。
「現れたなティーキッカー。」
ティーキッカー、リカに向かって
「ここは僕に任せて早くあの若者を!」
「わかった。あの子を追いかける!
ティーキッカー、気を付けて!」
ティーキッカー頷く。
「邪魔なティーキッカー、おまえも駆逐する。」
「そうはいかない。
街を汚す者、イジメや暴力は許せない。
僕が蹴りを付ける!
行くぞ、1stラウンドだ!」
ティーキッカーの戦い、
ファーストラウンドのゴンクが鳴る!
ティーキッカーがテコンドーの蹴り技で圧倒。
「これでフィニッシュだ。TKスラッシュ!」
ティーキッカーの蹴り技を受け
倒れるダークライダー1号。
立ち上がり呟く。
「クッ‥テコンドーの技を使うんだったな。
力が全ての俺にはおまえの力の目的が‥
意味が理解出来ない。
チカラとは人の優位に立ち、
支配するためのものだ。」
「違う!力はそんなもののために
使うものじゃない!」
「正義のためか?愛のためか?
フン、くだらん。
目に見えないものが何になる?
我々が作る理想の世界を若者達も望んでいる。
マスクのチカラでおまえを倒す!」
To be continued
◆ステージイベント
「格闘戦士 T-KICKER/ティーキッカー」
・日時:2023年9月24日(日)11:15〜
・場所:イズミヤショッピングセンター門真
2階ライブスペース「and」

















