門真まつりⅢ | 『格闘戦士 T-KICKER/ティーキッカー』

『格闘戦士 T-KICKER/ティーキッカー』

テコンドーヒーロー「格闘戦士 ティーキッカー」の情報発信ブログ

2023年8月5日(土)

「第5回ふるさと門真まつり」が

市制60周年を記念し盛大に開催されました!

門真市立総合体育館・メインアリーナの

ステージイベントのヒーローショー。

 

第2部の「神銃ブラスタージョー」ショーに

続いて、第3部では

 

〈T-VERSE〉ヒーローショー

「格闘戦士ティーキッカー」ショー

が行われました!

レポートⅠ

 

〈STORY〉

リカが歩いて来る。

辺りを見回しながら呟く。

「ここがリリムス学園かあ。

 悪の財団から身を隠すために、

 ティーキッカーから

 この学園の先生になって潜伏しながら

 学園も守って欲しいって言われて

 来たんだけど‥。私1人で守れるかしら?」

 

そこに白衣の女性が通りかかる。

リカを見て声をかける。

「あなた何してるの?

 もう授業始まってるわよ。」

「あっ、あの私は‥」

言い終わらないうちに

 

「あら?あなた怪我してるじゃない。

 チョット見せて。」

「保健室の先生?」

聞くリカ。

「そうでしょ、あなた何言ってるの?

 ‥これで良しっと。」

 

そこにワル学生がやって来る。

顔を見て慌てて隠れるリカ。

「サラ先生〜、怪我しちまったよ。

 治してくれ〜。」

「はい?どうした?」

「俺っちはさあ、

 俺のこの半端ない気合いの入り方が

 気に入られて街を仕切る暴走族

 ダークライダー入りが認められただろ。

 で生意気な女を懲らしめてやったわけよ。

 泣いて謝るから

 ワルでも心の広い俺っちは

 許してやったんだけどチョット名誉の

 傷を負ってしまったわけよ。」

「あの野郎〜(怒)」

影で聞いてて怒るリカ。

 

「擦りキズね。

 はい、ツバでも付けときなさい。

 それにもうバカな事はやめなさい。」

ワルの頭を撫でるように叩く。

ワル、ちょっと嬉しそうになり話す。

「痛え〜、ラナ先生は他のセンコウ共とは

 違うから大目に見てやってるんだぜ。」

「はい?どういう事?」

「もうすぐよ〜、

 俺達や上の組織がこの学園も力で

 支配することになってんだよ。」

 

「何それ?あなた最近気が大きくなって

 すぐにキレるようになったけど

 ナイトメアでもやってるの?」

「な‥何でナイトメアの事知ってんだよ。」

サラの言葉に動揺するワル学生。

「あんな危険なドラッグやめなさい!」

語気を強めるサラ。

「うるせえ!」

「ナイトメアは財団から流れてるの?」

「そこまで知られていちゃあ、

 いくらサラ先生でも放っておけねえ。

 一緒に来てもらおうか。

 

ワル、サラの手を掴み引っ張る。

「来い!」

「やめなさい!」

サラ、ワル学生を制するが

暴れて振り解かれ投げ飛ばす。

「くそ!」

走り去るワル。

 

驚いて出て来たリカ。

「先生、強いんですね。」

「この学園ではこれくらいは

 出来ないと何も守れない。

 今は私が守るしかないの。」

「以前は新体操部の顧問だった幸子先生が

 カラダを張って守ってたけど、

 責任を取らされて転勤させられた。

 今は歌手をされてるんですね。」「そう、私も新体操部だったから悲しかった。」「その後は空手部主将で

 風紀委員長だったさくらさんが守った。

 卒業して今は女子プロレスラーをしてるとか」

「そうね、彼女らしいわ。」

「そして今は‥」

「あなたやけに詳しいのね。」

サラ、怪しそうにリカを見て

「そういえば見ない顔ね。あなた誰?」

「あっ、ゴメンなさい。

  私はこの学園の教師として

  赴任してきたリカです。科学担当です。」

「あっ、あなたが立花先生の後任の先生?」

「はい、そうなんです。

   それで私って、か弱い女子なんで

   この学園の風紀的な事とか心配で

   少し調べたんです。」

「そうだったの、ゴメンなさい。 

   先生に見えなかったから。」

「やっぱりそうですよねえ。

 (小声で)私、先生に見えるのか

   見えないのかどっちなんだよ。」

「でもホントは彼女達だけじゃないの。

 コスプレみたいな格好をした強い人が

 影で守ってくれてたの。」

「(小声で)あ〜あのナログ筋肉バカね。」

 

その時、数人のワル達が入って来る。

ダークライダーの面を付けている。

 

リカ、またサッと影に隠れる。

「何なのあなた達は!」

「一緒に来てもらおうか?」

「ふざけないで、やめなさい!」

「ラナ先生よ〜、俺たちもアンタには

 手荒な真似はしたくねえんだよ。

 しかしこの学園は俺たちが支配するんだよ。

 大人しく来いっつてんだ!」

 

「私はリリムス学園の教師よ。

 この学園も生徒も私が守るわ!」

動じないサラ、

「チッ!仕方ねえ。

 力づくで拉致るしかねえようだな。」

ジリジリとサラに近寄るダークライダー達。

隠れていたリカ、思わず出そうになるが、

その時、「待て!」声がして、

ティーキッカーがギアボックスを持って現れる。

「その人に手を出すな!」

ティーキッカーが叫ぶ。

 

「野郎!」

「現れたなティーキッカー。どけ! 。」

「そうはいかない。さあ、逃げるんだ。」

サラを下がらせるティーキッカー。

首を振り逃げようとしないサラ。

 逃げないサラを見て

「もうっ‥。」

仕方なく1人で姿を隠すリカ。

 

「街や学園を汚す者、

 イジメや暴力は許せない。 

 僕が蹴りを付ける!  

 行くぞ、1stラウンドだ!」

構えるティーキッカー。          

襲いかかるダークライダー達!

 

To be continued

 

ヒーローショーの前口上は

「関西No.1リポーター」

「ロケの神様」の異名を持つ

お笑いタレントのタージンさんでした!

市制60周年記念

「第5回ふるさと門真まつり」

◆ 〈T-VERSE〉ヒーローショー

【第3部】

「格闘戦士T-KICKER/ティーキッカー」

・日時:2023年8月5日(土)

・場所:門真市立総合体育館・メインアリーナ