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「マド」の思想 名住宅を原図で読む

建築家・古谷誠章氏の『「マド」の思想 名住宅を原図で読む』を読みました。
タイトル通り、窓を主題にしており、原図(手描き図面)が掲載された
読み込みがいのある本です。

建築家のヒアリングも含まれているので
窓に対する思想や、意図も分かる興味深い内容でした。

詳細まで描き込まれた手描き図面には圧倒されるほどの迫力がありました。
そして何より、ディテールに対する情熱を感じ取ることが出来ます。

既製サッシュが主流となり、製作サッシュでは法的にクリアすることが
容易でないことも多くなってきたと思います。
住宅規模の建物では、窓に挑戦的に取り組む事が益々少なくなってきてしまうでしょう。

しかしながら、僕は師匠の元で挑戦的なディテールを学ぶ事が出来たことは幸運です。
本書を読んで、これからも1つ1つのディテールに拘っていこうと
改めて気合いを入れる機会となりました。

後書きにも記されていますが、CADが主流となってしまった現代では
「手描きの原図そのものが絶滅する」可能性が多大です。
それを考えると、非常に貴重な資料になることでしょう。

勉強不足もあると思いますが
少々マニアックな住宅も掲載されていると思いますが
これも勉強になりました。

冒頭に掲載されている論考も読み応えがあります。

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一級建築士事務所
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