台湾で国立台湾大学社会科学部棟の教室棟を見学
「教室棟は、自由に見学して良いですよ。」ということで、国立台湾大学社会科学部棟の教室棟にお邪魔してきました。伊東豊雄さんが、折に触れて話に上げるらしい、半屋外の吹き抜けを体感することができました。アジアの風土にあった、気持ちの良い空間だったので、見学前の期待度を上回り、図書館棟よりも印象深い建築になりました。
「既存の台湾大学のキャンパスの拡張に伴い、社会科学部の新校舎を設計することになりました。建物は平屋の図書館棟と、八層の教室棟で構成されています。これらの建物の配置には、周辺のコンテクストを考慮することが問われました。そこで、長手が168メートルにおよぶ教室棟を外部道路に沿って配して四方が囲まれた中庭を完結させ、その中庭内に図書館棟を極力低く抑えて設けました。教室棟には、三層分の大きな吹き抜けが設けられており、その中央部には国際会議場があります。また、教室棟は、自然の空気が流通する環境がつくられています。教室や研究室の間にいくつかの吹き抜けを設けて国際会議場の入る大きな吹き抜けと繋げ、空気が上へと抜け、光が上から落ちてくる、なかなか快適な空間ができました。」(伊東豊雄)
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