【マルチ商法的な就活塾で学んだこと-2】
[研修編-2 旅立ち]
注)パート1を読んでない方はまずそちらを読むことをオススメします。
また、私の個人的な経験談を元にしていますので、当ブログを読んで不快感を抱かれたとしても、責任は負いません。
かつて、マルチ商法的な就活塾に通っていた私は、その塾主催の「指導者研修」という名の一泊二日の研修に参加した。
参加費は6万円である。
(ススキノの安いキャバなら豪遊できるレベル)
…なんで参加したの?
と私を非難する声が聞こえてくるようだ。
なぜ参加したかというと、今の受刑者のような風貌からは想像できないかもしれないが、その当時、ある理由から就活に燃えていて、意識の高い学生だったからなのだ。
また、その塾の月会費は4000円と割りと安く、6万円で就職力(笑)が身につくなら安いものだという気もしたのも理由の一つである。
なんとか金を工面した私は(ある友人に借りた)、
当日の朝、集合場所の新宿へと向かった。
研修は山梨県のホテルで行われるので、新宿からバスで向かうというわけである。
持ち物は昼食と“動きやすい服装"である。
…え?動きやすい服装?就活の研修なのに?
こう疑問に思ったあなたは非常に感性が鋭い。
私はこのむず痒い違和感に何の疑問も抱かなかった。
この時点で私は洗脳されていたのかもしれない。
(この日、本来は合コンが予定されていたが、それも研修のために断っていたのだ…!)
またしても友達から借りたジャージを着て、新宿駅へと向かい、案内役の4年の先輩と合流した。
タケ「おはよございまっす!!」
やる気充分のタケさん。
先輩「おはよ。もうジャージ着てきたんだwww
ちゃんとお昼ご飯もってきた?」
タケ「……あ…っはい!!」
人生で初めて嘘をついた。
お昼ご飯を忘れてしまったのだ。
だが、この時点では、ま、昼飯抜きでもいっか!
と自己解決していた。
集合場所につくと塾生らしき人達がもう集まっていた。
担当の医療班の女性社員(彼女がパート1で登場した、うなじの綺麗な女性である)から、事前説明がはじまった。
うなじ「昼食を忘れた人は研修に参加できませんので、注意してくださ
いね?」
やばい。
冷汗で借りたジャージがビショビショである。
バスに乗る直前、4年生で一番目がいってる先輩にこう言われた。
キチガイ「お昼ご飯持ってきたか?」
この塾はどんだけお昼ご飯を重要視するのか?
タケさん「……お、おかしみたいな、ソ、ソイジョイ?的なやつな
ら持ってきました…。」
人生二度目の嘘である。
キチガイ「バッキャロー!そんなんで力でるわけねーだろ。
これ、やるよ。お前なら、トップを張れる。
信じてるぜ?」
オニギリをくれた。
ちょっと潰れていたが、素直に感謝した。
こうしてバスに乗り込んだタケさんは、はたして、研修を乗り越えられるのか?
次回に続く…