その頃サンはシシ神の森の洞穴の風穴で休んでいた。

そこに忍び寄る一人の男…

スー、スー…(サンの寝息)

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「よく寝ているな。無理もないか。エボシ様とあれだけの死闘を生き抜いてきたんだから。」

男はサンが寝ているのを確かめてからそっと中に入った。

「やるなら今しかないな…よし!」

余程の欲求不満なのかただのバカなのか。男は更に続けた。

「待て待て!いくらなんでも寝込みを襲うなんてせこすぎるぜ俺!…しかしこんな千載一遇の大チャンスを逃したらもう二度とないかもしれないし。ああ、どうすればいいんだぁ…!!」

男がブツブツと独り言を言っていたその瞬間、サンの目がうっすらと開く。

サン:誰?


天沢聖司であった。

一瞬で自分が置かれている状況を察知したサンは既に臨戦態勢である。

サン:去れ!さもないと殺す!

聖司:い、いや、こここれは、その…そうだ!馬です馬!

サン:馬?

聖司:ええ、今競馬にハマっていまして。耳寄りな情報が手に入ったのでサンさんに伝えに来たんですよ。ここだけの話し、今度の日曜日の第3レース、馬番で2―7!これでガチガチにカタイそうですよ。いいですか。誰にも秘密ですよ。

サン:お前、本当に死にたいみたいだな?

聖司:…えっ?

聖司大ピンチ!!次回、狼狽する聖司に更なる修羅場が…!一体なにが起こったというのか!?