常識や正義感の強い人に多い、べき思考。
このべき思考には、“普通”とか“当然”という考えが根底にあります。
これは、「私だけの意見じゃなくて、世の中の“みんな”が同じ意見なはず」
という常識が関係している場合もあれば、正義感が関係している場合もあります。
いずれにしても、「正解は1つ」という柔軟性の無い考え方です。
しかし、現実は正解がひとつではないことがほとんどで、見方によって様々な考えがあります。
実は、べき思考が強い人は、白黒思考が強い人同様、曖昧さに耐えられないという弱さを持っています。
こうするべきだと言っている人の根本には不安があり不安が強い人ほど、べき思考によって他人にも同じ行動をとらせたがる。みんなも自分と同じだと安心する。
しかし、ほんとに自信がある人は、他人に強要しないものです。
べき思考は、自分にも他人にも厳しくなりがちで、身動きが取れなくなってしまうことも多いもの特徴のひとつです。
例えば「頑張らないと」などと、一見ストイックに思えるような発言ですが、事実として、ストイックな人ほどうつ病にもなりやすいのです。
もちろん、頑張れるなら頑張った方がいいですが、精神が弱くなる時は誰にでもあります。
頑張れないときがあってもいい。
頑張り続けてうつ病になったら本末転倒です。
常識や正義感はほどほどにして、自分を大切にしましょう。
