目標を立てたとしても、それがあまりにも先の目標だったりすると、なかなかやる気が出ないものです。

 

 

 

心理学では、目標勾配仮説(イェール大学心理学者・クラーク・ハル)というものがあります。

 

 

 

これは、目標が近づけば近づくほど、その目標の価値が高くなり、価値が高くなると、人は何としてでも達成したいという欲求が強くなる〟というものです。

 

 

 

2006年にコロンビア大学で次のような実験が行われました。

 

 

 

カフェで10杯のコーヒーをオーダーすれば一杯無料券が貰える場合と、12杯のコーヒーをオーダーすれば一杯無料のカードに2つのスタンプを押して渡した場合とでは、どちらがコーヒーをオーダーする人が多いのかという実験で、結果は、後者の方がコーヒーをオーダーする人が多い結果となりました。

 

 

 

どちらも10杯のコーヒーをオーダーすることには変わりはないのですが、後者の方にはスタンプが2つ押してあることで、より目標に近づいていると感じる人が多かったからです。

 

 

 

マラソンでゴールに近づくと、疲れきっているはずなのに、力を振り絞ってより早いペースで走ろうとしたり、登山で疲れていても山頂が見えてくると力が湧くといったことも、これにあてはまります。

 

 

 

この実験からも、あまり高い目標を設定せずに、小さな目標を設定し、小さな成功体験を積み重ねることが高い目標を達成するための近道ということがわかりますね。




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