糧にする
というフレーズが気に入っている
中学とかくらいから
一目ぼれだった

食すとか吸収するとか学ぶとかの
言葉じゃ表現できない絶妙なニュアンスがある
それは奪い取るかのような渇望
暴力的でグロテスク
血となり骨となる
自分自身との同化を重々しく表現している

「糧」をイメージするとき
通常の何倍も吸収できる気がする
見たこと、聴いたこと、体験したことを
糧にする、というイメージで捉えたとき
自分を構成する最小単位で同化が出来る気がする
自分を構成する物質が同化することで
より深いところで吸収ができる


勉強をしているとき
糧にしようと思ってやっている
頭に入る、脳にインプットするというより
書いている手から腕から肩から全身へ
血液が流れるように勉強した内容を
自分に埋め込み同化する

本を読むときもそう
ただ文字を読むのではない
本を喰らって学びを消化する
外側の世界にある物質としての本と物質上の不規則な記号に過ぎない文字が
内側の深いコアな部分へゆっくりと入り込み溶けて沈殿していく


今までいろいろなものを糧にしてきた
まだまだ俺の吸収能力なんてたかがしれている
ほとんどが自分を素通りしてしまうことを許すような吸収力ではなく
骨の髄までむしゃぶれるような吸収能力がほしい

それは糧にする力
糧力が強いほどこの世は奇跡が増える
糧力は知の力
知の欲求を満たすため
全てを喰らい尽くす肉食のような糧力がほしい

バイクに乗るとき
目的もなくただぶらぶら乗るっていうのがかなり苦手
乗っていてもなんか落ち着かない
バイクに乗るときは目的地がほしい
でも要はバイクに乗りたいだけだから
目的地なんてどこでもいい

バイクに乗り始めてからやたらと隅っこを目指した
本州最南端とか千葉県最東端とか最○端っていうのにそそられた
石碑があるくらいでとくにそこに何があるわけでもないし
楽しい場所ってわけでもないけど
でも行けば行ったで達成感があるし
目的地を置くことでその道中のバイクも楽しめる

今まで見向きもしなかった再○端になんでこんなに惹かれるんだろう
なんとなく人生に似ている気がする

俺はビジョン型ではなく価値観型の人間
つまり明確なビジョンを思い描いてそれを実現していく
というよりは
自分の大切にしたいものを大切にしていくことで人生をつくっていく
というタイプ
俺は将来何がしたいとか何を成し遂げたいとか明確なビジョンはないけど
生きていく道程を楽しめたらそうれでいいと思う
ただ楽しむためにも目標が必要
希望といってもいいかもしれない
目標にこだわるというより
目標を追いかけていく道程を楽しむ
これが俺にはいちばんいいかな

目標は達成することに意味がある
それに加え、目標は立てることそれ自体に意味がある
目標に向かって邁進するときこそ喜びは得られる

もともとお酒自体はそんなに好きじゃない
家でひとりで飲んだりはしないし

でも飲み会は好き
最高の仲間とお酒を飲むと格段においしく感じる
酒も強いほうじゃないので程よく酔いが回ってくると
上質な時間が過ごせる
どんどんトークがヒートアップしていって
自分の考えをぶつけ合う
素面ではできない深いコミュニケーションが取れたり
意見をぶつけ合うことでさらに新しい考えが出てくる

飲みの場は想像力を刺激されるし哲学が磨かれる
プレゼンテーションにも似たマジトークは
自分がしっかり落としこめていないと相手にも伝わらない
伝えようとしてさらに考えるから
自分の意見の考察が深まる

昔から
目的のない飲み
テーマのない飲み
は大嫌いだった

今日はこのメンバーでこのタイミングでこの場所で飲むから
こういう飲みがしたいな
そういうイメージをもって自分なりのテーマをもって望む

飲み会でエネルギーが充電される
新たな哲学は飲み会で生まれ
飲み会で磨かれ
飲み会で完結する

なにかやらかそうって時は
いつでも飲み会からはじまり
飲み会でワクワク感が高まり
飲み会でやろうぜ!ってなる

ただ酒飲んで盛り上がるだけじゃなくて
飲み会には飲み会にしかない価値がある

俺は酒飲んで語りあう
っていう飲み方がすげー好き
こういう飲み以外あんまりしたくないし
こういう飲み方をずっと続けて生きたい

「最高の遊びは飲み会から始まり
素面で行い
飲み会で完結する」