糧にする
というフレーズが気に入っている
中学とかくらいから
一目ぼれだった
食すとか吸収するとか学ぶとかの
言葉じゃ表現できない絶妙なニュアンスがある
それは奪い取るかのような渇望
暴力的でグロテスク
血となり骨となる
自分自身との同化を重々しく表現している
「糧」をイメージするとき
通常の何倍も吸収できる気がする
見たこと、聴いたこと、体験したことを
糧にする、というイメージで捉えたとき
自分を構成する最小単位で同化が出来る気がする
自分を構成する物質が同化することで
より深いところで吸収ができる
勉強をしているとき
糧にしようと思ってやっている
頭に入る、脳にインプットするというより
書いている手から腕から肩から全身へ
血液が流れるように勉強した内容を
自分に埋め込み同化する
本を読むときもそう
ただ文字を読むのではない
本を喰らって学びを消化する
外側の世界にある物質としての本と物質上の不規則な記号に過ぎない文字が
内側の深いコアな部分へゆっくりと入り込み溶けて沈殿していく
今までいろいろなものを糧にしてきた
まだまだ俺の吸収能力なんてたかがしれている
ほとんどが自分を素通りしてしまうことを許すような吸収力ではなく
骨の髄までむしゃぶれるような吸収能力がほしい
それは糧にする力
糧力が強いほどこの世は奇跡が増える
糧力は知の力
知の欲求を満たすため
全てを喰らい尽くす肉食のような糧力がほしい