高校生のときにカート・コバーンを知った


その生き方になぜか共感を覚えた

最近それがなぜかがわかった気がする


カート・コバーン

幸せな少年時代をすごしていたが、両親の離婚で生活は一変

陰鬱な日々をおくり自分の世界に閉じこもるようになる

音楽と出会いニルヴァーナのボーカルとして一躍スターへ


よくあるサクセスストーリーだが、カートは少し違う


メディアが伝えるカート像と自身が感じている自分像に大きな違和感を感じ続ける

賞賛を浴びたり、声援を受けたりするたびにそのストレスは大きくなる

「オレはそんな人間じゃない」

ライブの前に恐怖とストレスのあまり震えていたという


そしてその純粋さゆえに

27歳の若さで自らの命を絶ってしまう



非常に興味深い

人からの評価と自分像が大きくずれると

なにがなんだかわからなくなる

嬉しさと悲しさが入り混じる


オレは周りにいる人で自分が変わってしまうのを感じる

そんな自分がすごい嫌いだ

でも中には「しょうごって自分をもっているね」「マイペースだね」っていってくれるひともいる

そのギャップがさらにわからなくなる


小、中、高と周りの人によって全く違う自分がいた

もちろん成長過程の中で考え方が変わっていくものであるだろうが

オレの前提として不変のその人らしさがあると思っていた

矛盾がなく一貫したものが

矛盾が生じたり、一貫性がないということは自分らしさを出せていないということだと考えた


そして心理学を学ぼうと思った

心理学を学べば少しでも自分がわかるんじゃないかと思った


でも自分らしさは結局わからなかった

今でもわかっていない


ただその「自分らしさ」が常に出せる状態というのは自分が求めている最高の人生だという想いは変わっていない


常に自分らしくいられる人になること、

自分らしさを引き出してくれる人に囲まれること


この2つの要素が必要だ


2つの輪がある

外的世界と内的世界


外的世界は自分も含め他者が見ている自分


内的世界は無意識も含め自分だけが見つめられる自分


この2つの輪を限りなく重ね合わせること

これこそ最高の生き方だろう


カートの場合はこの2つの輪が重なりあっていなかった

カートだけに限らず多くの人は重なり合っていないのかもしれない


ただカートはそれに耐えうる「要領のよさ」「妥協点」をもっていなかったのかもしれない

彼のきわめて純粋な考えは矛盾に耐えられなかっただろう


オレはカートの純粋さに惹かれている

そういった類の純粋さは奥に秘められていると強く感じる


一歩間違えばカートのようにもなりかけない

そんな怖さもある


カートは自ら死を選ぶことで純粋さを貫いた

オレは生を選びつつ純粋さを貫きたい