モスクワ音楽院に留学するためにどうしたらいいか考え始めたこと20歳過ぎの僕

モスクワ音楽院のコースを調べてみると

・大学院課程(2~3年)
←日本の修士課程を出てないといけない

・本科(5年)
←日本で言う学部的な

・本科に入学するための予備科(1~2年)

・技能実習コース(3ヶ月~)
←ロシア語をそのまま訳すとこんな感じw
藝大だと別科的ポジション

とりあえず藝大は絶対卒業したいと考えていたので、行くとしても大学卒業後になる、その年齢で予備科から行き六年モスクワで学ぶのは金銭的にも負担が大きい、となると藝大の大学院を出てからモスクワ音楽院の大学院に行くか、藝大の学部を出て技能実習コースに行くかだなと考えましたキョロキョロ


結論から言うと東京藝術大学の修士課程を休学して、技能実習コースに17ヶ月在籍しました(途中二ヶ月半の夏休みを含む)


実際に留学へ踏み出す前にモスクワという場所を知ろうと思い、学部三年の夏休みにはモスクワ音楽院の講習参加し、10日ほどモスクワに滞在。



夏は普通に30℃近くまで上がり暑くなります太陽
日差しも強いですグラサン

講習会修了の演奏会♪



このときはどの先生になるかわからないまま渡ったのですが、そのときはNatalia Trull先生から4回のレッスンを受けました。

そのときのレッスンでこれまで自分が受けてこなかった方向性で音楽を丁寧に提示してくださったこと、そんなこれまでとまるで異なる先生のもとど学んでみたいと感じたことから直接先生にメール(モスクワ音楽院の教員のページに先生のご連絡先がありました)。

2019年2月からの入試前日にレッスンを受け、次の日の試験で直してくるように言われ、無事にTrull先生のクラスに入れていただけることになりましたニコ

正直自分はTrull先生に師事したいと思ってモスクワ音楽院に行ったわけではありません。

モスクワという環境下で音楽を学びたかったというのが一番の理由でしたくま

短い期間だったので、モスクワでしっかり学んだ!という風には言えないかもしれません。

前述の通り、予備科と本科を出るためには最低でも6年通う必要があるので、それに在籍した、している知人には頭が上がりません赤ちゃんぴえん

それでもずっと憧れだった🇷🇺、しかもモスクワに住み、ピアノを学んだこと、劇場やホールに足繁く通ったこと、ソロでも2台ピアノでも複数のコンクールや演奏会に参加できたこと、チャイコフスキーコンクールを生で観れたことetc. 

これらの経験全てがプラマイゼロではなく最終的に少しプラスになって活きているかなと思う今日この頃ですグラサン