誕生日
幼い頃はケーキと本。
祝ってもらうのが当然だと思っていた。
小・中・高と夏休みの最中にある誕生日。
「なんだ。ちきしょー。おめでとうが届かない。」
社会に出て、自分でいろいろ仕切ることができるようになり
スタッフそれぞれの誕生日は休みにした。
子供を授かって。
人生で一番のギフトを与えられて。
その時からサンタクロースも消え、
誕生日を祝ってもらいたいという思いも消え始めた。
そりゃ誰かに「お誕生日おめでとう」と言われて
嫌な気持ちにはならない。
誕生日は、今生きてる自分があるのは両親のお蔭で
その両親に感謝する日なんだと思うようになってた。
妻と娘と出会えて、幸せな気持ちで過ごせる日々を
与えてくれた命のお蔭だと。
日々生きてゆくために働き、心の無い連中の
言葉や態度に嫌な思いさせれれることが多い。
自分は誰かを傷つけないよう、できるだけ幸せ感じて
もらえるようにと心掛けているつもりだけど
なかなか難しい。修行が足りないのだろう。
日付が変わり、すぐ娘からメールが届いた。
「お誕生日おめでとう。頑張ってね。」
そして帰りの遅い僕を笑顔で待っていてくれた。
父さん、母さんありがとう。
こんな気持ちを味わうことができ本当に幸せです。
この世界に存在させてくれてありがとう。
この歌をようやく理解できる歳になったようです。