エマニエルは今回
あえて厳しく接してきました

心臓血管外科医になりたくて
自分でケニアや南アフリカまで行って
留学を希望したが断られた経緯があり
一番心臓血管外科に対する熱意が
あると思っています

そして今回、心室中隔欠損をやりたいと
ずっとアピールしてきたので
唯一の心室中隔欠損の手術を
彼に指名しました

自分で患者さんを探して欲しかったし
手術の準備や家族のケアも
してほしかったです

しかし手術前日の夜
エマニエルから電話がかかってきて
患者さんが入院していません と
3日前までに入院してもらって
手術の準備をするように言っておいて
彼らが自分で患者さんのことが
できるようあえて私たちは
休みにしたのに

3日前に入院してない時点で
連絡がないのはどうなったの?
患者さんには電話したか聞いてみたら
連絡先は知らないという
全て小児科医の主治医任せでした

私たちはなんとなく気がついていました
突然患者さんのお母さんは
自分の息子が心臓の手術を
受けないといけないと
私たちと初めてあった日に言われ
かなり動揺していました

私たちも実はこの患者さんは
手術適応ギリギリで
手術をするかどうかは
よく話して患者さんや家族の意向を
重く治療方針に反映させないといけない
患者さんが手術を受けないという選択肢も
十分いありえたのです
そこが理解できず
さらに動揺している家族と
向き合いませんでした
みんなそこを見ていました

だからあえて
外科医には向いてない
手術には入れないと
みんなの前で言いました

落ち込んでいるのはわかったのですが
あえて見ないふり

しかし人徳なのか
周りのザンビア人たちが必死にかばいます
みんなの前で問い詰めていると
他の全員から援護射撃がありました
麻酔科からも彼は悪くない
日本とは文化が違うと援護射撃
私vsザンビアスタッフ全員
みたいになってしまいました

私も引き下がれないので
放置を続けました
月曜日のエマニエルの手術は中止
火曜日、水曜日は手術に入れずでした

木曜日の手術ではあえて第2助手は
指定しませんでした
するとみんながエマニエルに
第2助手の機会を与えました

普通はみんなが手術に入りたいはず
なんで自分のチャンスを譲るの???
私は思いましたが
あえて競争せず助け合うのが
ザンビア人なのか

日本人スタッフにも人気のある
エマニエルですから
あえて手術から降ろしはしませんでしたが
少しは勉強になったでしょうか?

彼は次回、真価を問われます

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マンツーマンで心室中隔欠損の
閉鎖の仕方を教えたのに、、、