イギリスは、EUから離脱することが国民投票で決定した。
投票前から、僅差の勝負となると予想されていた。
結果、離脱票が残留票を上回った。
離脱が決定してからは、円高・株安の加速により日本金融経済はパニック状態?に陥った。また、世界各国においてもおなじような状況となっているようだ。
アベノミクスの成果も焦点のひとつになる参議院選においても、少なからず影響を及ぼすだろう。
自民党は、更なる金融緩和を持ってくるのか、別の手段を用いるのか。いずれにせよ、イギリスのEU脱退は正直自民党にとってはプラスの要素はないだろう。
とは言え、野党連中のアベノミクス批判、与党に2/3の議席を与えるなという姿勢では、やはり自民党の勝利が濃厚だろう。もちろん自民党も議席数は想定より少なくなるだろから、そういう意味では野党の希望も叶うのかと思う。
ただし、有権者にとって、脚を引っ張り合う選挙をいつまでやるんや?って思いが強くなってる。どうせ選挙で戦うならそれぞれが理想と掲げる政策や政治家としての方針などで勝負してほしいもんや。
選挙は2択じゃないよ。数ある政党から最も有権者の考え方に近い政党に国を任せるのが選挙だと思う。
とまぁ、参議院選については、またゆっくり書くとして、話をイギリスのEU離脱に戻す。
離脱の結果が出てから、各地で残留派の活動がさらに活発化しているようだ。
ロンドンでは、ロンドン市がイギリスから独立してEUに加入するだとか、もう一度国民投票を呼び掛ける署名を集めたり。
まぁ、気持ちはわかるけど、それはやっちゃだめ。
個人的にも、大阪都構想の住民投票を経験し、約1万票差という僅差で都構想否決という結果を経験している。もちろん、もう一度やれば、都構想は可決されると思っているが、それを終わってすぐにもう一度!ってやってしまえば、民主主義に反するのではないだろうか。
勝負事は、1発勝負なんだよ。
僅差の勝負であればあるほど、互いに反対する者の数は多い。それだけに、もう一度という呼びかけに応じる人数は多い。
それを多くの人が賛同していると感じる様じゃだめ。
もしやり直して、次はEU残留となったら、また離脱派が署名してもう一回やるの?
そんなことしても何の意味もない。それなら、イギリスを2つに分けろって話になる。
個人的にも、EUから離脱したイギリスは国家としても今後は不安を抱えることになると思っている。もちろんEUとの関係性は悪化するだろうし、その他の残留を要望していた周囲の諸外国からも良いイメージは持たれないだろう。
その中で、どうやって国家としての威厳や力を誇示していくのだろうか。
でも、決まってしまった以上、イギリスは次の道を創りださなければならない。どうやってEUや諸外国との関係を創るのか。金融、経済をどのように進めていくのか。
移民の増加による生活保護などの社会保障の低下を嫌った離脱派は、収入減となる貿易関係で不利になる中、どのように社会保障を安定的に続けていくのだろうか。
恐らく、国民投票を公約に掲げたキャメロン首相は、ある意味EUへの脅しにEU離脱の国民投票を利用し、EUの中でイギリスの立場を優位に使用と目論んでたのではないかと勝手に思っているのだが、その目論みは、自身の国内から潰される形になった。
もちろん、残留となっていれば、イギリスにとっても優位なEUの地位を得ることができ、移民問題についても何かしら対策も打てたんじゃないだろうか。
サッカーはあまり詳しくないが、残留を決めれば、ドイツが昔ゴールしたかしてないかの判定もイギリスの言い分を飲むと言ったとか。そこまでEU加盟国にとってもイギリス離脱を避けたかったと考えれば、残留と離脱でイギリスにとってどちらがより良い未来があったかと考えるまでもないんじゃないかな。
ただし、それは現時点での話。
可能性は低いだろうけど、今後、もしかしたらイギリスはもっと経済発展を進め、離脱が正解だったという未来もあるかもしれない。
なんだかんだと、書いてみたけど、言いたいことは一つだけ。
選挙をした以上、結果を受け入れろってこと。
そして、これからのことをみんなで一生懸命考えればいい。
ヘタすれば、離脱することで国が分裂して国家の危機を迎えてしまうよ。
EUからは早く離脱の手続きを迫られているようだけど、まだ時間はあるんやし、色々手は打てる。
世界の金融状況は、この先1年ほどは苦しいだろうけど、なんとか持ちこたえないとね。
さて、小難しい話はこれくらいにして、明日の投票(宝塚記念)に全力投球だっ!!笑