凱旋門賞について、私見たっぷりのレース回顧をしてみる。かなり言いたい放題書いてるので不快に思う方もいるかもしれないが勘弁してもらおう!笑
日本馬が3頭出走し、例年にない20頭で争われた今年の凱旋門賞。
結果は3頭とも惨敗だったが、日本馬に対する海外の見方が変わったことを実感できた。
上位人気に支持されるようになったのは紛れもなく日本調教馬が世界に近づけた証やと思う。
ディープインパクトやオルフェーヴルは共に3冠馬であり、日本最強馬。オルフェーヴルに関しては、前哨戦も勝ってるし、2年目は前年2着惜敗もあった。実際、勝てると本気で思ってた。キズナにしても、強敵相手に前哨戦を勝っていた。
だから、人気になるのも頷けるが、今年の3頭はどれも日本最強馬と言えない。
ゴールドシップは実績こそ立派やけど、毎回レースに出る度に今回は勝てるのか?という問いかけから始まる。
しかも、札幌記念で敗北している。
ジャスタウェイはレイティングこそ世界一だが、日本での実績はなんとも言えない。まして、前走は1600mの安田記念。
ハープスターは、末脚こそ日本トップクラスやけど、実績は桜花賞1勝。追い込み一辺倒でも負け知らずならともかく2度も負けている。
この3頭が上位人気に支持されていることこそが、日本馬に対する海外の見方が変わったと思う理由だ。日本での評判などが凱旋門賞の予想に影響をあたえだしたんはすごいことやと思う。
ジャパンカップにこんな実績の馬が来たらいいとこ穴人気やと思うよ。
とは言え、もちろん3頭とも一発はあると思って見ていた。
しかし、実際は期待はずれもいいとこ。
負けることは仕方ないんやけど、勝とうという気持ちが見えないというか、海外メディアも挙って評価が一致していたが、「日本馬は消極的」だったと思う。
ゴールドシップは日本でも負けるパターンの最後方でポツン戦法。ハープスターもせっかく札幌記念での試走して結果がでたにも関わらず、後方待機策。
ジャスタウェイは好スタートも置かれたのか抑えたのかわからんけど、後方。
勝つ気ないのか?とスタート直後に思った。
今年の勝ち馬は昨年に続きトレヴだったが、単純に強かっただけではない。トレヴは昨年の勝利以降、ガネー賞2着、プリンスオブウェール3着、ヴェルメイユ賞4着と凱旋門賞圧勝は影を潜めていた。
ここからは想像になるけど、おそらく陣営としては今年の凱旋門賞にむけて必死に立て直しを図っていたと思う。それ故に、パドックでの出来は最高に見えた。勝つことへの執着にも似た努力が実を結ぶ。
それに比べて日本馬たちはどうやって話。
前哨戦は札幌記念1,2着と安田記念1着。ジャスタウェイに関しては、なんとなく出ないといけないみたいな雰囲気で出た感じがするし、ゴールドシップは前々から出ますってゆうてた手前、札幌記念負けたけど出ましたみたいな感じ。
でも、この2頭は個人馬主なんで好きにすればいい。
ハープスターに関しては、強いと思うよ。でも、天才少女などと祭り上げられたが、現時点では単なる桜花賞馬。馬場は違えど、2400mで負けている。札幌記念でゴールドシップを下して勝ったが、それが凱旋門賞にむけて視界良好かと言えば、全くそうではない。前哨戦でもなんでもない。
ただ、ハープスターはクラブの馬だということ。個人馬主であれば、招待されれば出ればいいと思うが、クラブの馬である以上、冷静な判断が必要だと思う。
もちろん、出資者たちにはレースの選択権はない。ないけど、それは海外のレースを除くべきだと思う。なぜなら遠征費用は出資者持ちだから。中には数口持っている方もおられるだろうが、おそらく数百人の出資者がいてみんなが凱旋門賞参戦に賛成ではなかったはずや。反対する人もその遠征費を負担しなければならない。これをクラブは忘れてはいけないと思う。
しかも、前哨戦を使わないのは出資者の負担を軽減するためと聞いた気がするが、完全にお門違い。参戦するなら最善の手を尽くすべきやし、前哨戦を含めるといくら増えるか知らないが、中途半端に参戦した今回は完全に無駄金になったと思う。無駄金になった理由はこれだけではないが。
とにかく、同じ一口馬主としてはたとえ出走することが多数決で決まったとしても、出ると決まった以上、お金がかかっても最善の手をつくしてほしい。また、出資者に確認するとこに前哨戦も含め確認するべきやと思う。
レース内容としては、一番ましやったんがジャスタウェイ。あくまでも「まし」やった。
福永騎手は、海外遠征など積極的に行った結果が出ていたのかと思う。スタート後に控えたのは褒められないが、最内をキープし、直線でも場群を縫うような戦法を貫いた。結果は伴わなかったけど、技術云々は抜きにして勝つことを意識した騎乗だったのではないかと思う。
ゴールドシップは、押してでも前に付けるべきだったと思う。日本でもそうしないと勝てないんやから。
おそらく昨年のキズナをイメージしてたんやろうけど、捲れなかったってのがほんとのところかな。
ハープスターは、一番もったいなかった!
勝つまではなくとも2着はあったと思う。位置取りはやはり後方待機。100歩譲ってそれはいいとしても、直線でスピードアップしなければというところで、下げて大外に出すという暴挙。ハープスターに関して言えば、陣営と騎手に足を引っ張られたと思う。前哨戦を使わない、日本でも負ける後方待機策、ろくな騎乗判断のできない騎手と数えればキリがないほど周りに恵まれてない。
可哀想やと思った。実力があってもこのままでは何度やっても勝てへんわ。
レース後のコメントでもほんと情けないというか、呆れるような内容や。
レース後の関係者のコメント】(JRA発表)
☆ハープスター(6着)
<松田博資調教師>
「初めての経験だし、いつものパターンで負けたのだからしようがない。もう少し行けていればと思うが、終わったことを言うつもりはない。馬は良く頑張ったと思う。日本に帰って、どの様な競馬をするか期待したい」
初めての経験だからって勝つ努力を怠った言い訳にはならんよ?いつものパターンで負けたから仕方ないと言えるのは、その戦法で負けたことのない馬が使える言い訳だ。
終わる前に前につけるトレーニングしてたんじゃないの?これまで育てた馬をみんな追い込み一辺倒にして勝てるレースを幾つも取りこぼしたのにまだ気づかないのか?
日本に帰ってもバカの一つ覚えの追い込み一辺倒でしょ?
期待もくそもない。
こんな調教師の元ではハープスターの素晴らしい能力を発揮しきれへんわ。
<川田将雅騎手>
「いつもどおりの競馬をということで、馬はよく頑張ってくれた。これだけの大きな期待をいただいて、結果を残せなかったことは申し訳ない。4コーナーを回るときの雰囲気も良く、直線では頑張ってくれた。凱旋門賞(G1)という大きなレースで騎乗をさせていただいて、ただただ有難い気持ち。レースに悔いはない。これがハープの競馬だと思う」
あきれて物も言えない。あくまでも調教師の言った通りに乗りました、僕には責任はありませんと言わんばかり。
そして、乗せてくれたのが嬉しい。挙げ句の果てにはレースに悔いはない?
日本でのバッシングを考えて壊れたか?
まあ、川田騎手は所詮クラブや調教師の言う通りに乗って、言うこと聞くからいい馬を回してもらって勝ち星積み上げただけの騎手。実力が全く伴ってないし、成長もない。
ハープスターのことを考えれば別の騎手にするほうがいいと思う。
☆ジャスタウェイ、ゴールドシップ
<須貝尚介調教師>
「世界は甘くない。厳しい競馬だった。応援してくれた皆さんには申し訳ない気持ち。人も馬も順調にきてくれたのは何よりだった。現地の関係者にも感謝したい。挑戦しなければ勝つことはないので、いつかまた挑戦したいと思う。この後のことは、日本に帰って様子を見て考えたい」
<福永祐一騎手(ジャスタウェイの騎乗)>
「返し馬の感触はよかった。良いスタートは切れたが、行き脚がつかなかった。最後はじりじりと伸びてはいるので、距離は問題なかった。僕自身、凱旋門賞(G1)はワクワクしたし、乗っていて楽しかった。チャンスはあると思っていたが、なかなか簡単にはいかないですね」
<横山典弘騎手(ゴールドシップに騎乗)>
「馬は頑張ってくれた。結果はしかたない。そんなに世界は甘くない。走り方は日本のレースと変わらなかったし、力は出してくれた。やれることはやった」
こちらは当たり障りないというか、それ以上にハープスターが残念だったのかもしれない。
フランスのメディアからも指摘されてたようにこんな消極的なレースをしてたら今後招待してもらえないかもしれんわ。
でも、今年も3頭が挑戦したことには敬意を払う。たくさんの夢を背負って遥かフランスまで行って一生懸命走った3頭にはありがとう、お疲れ様と言いたい。
どうか今後も無事に走ってほしい。
来年、コートシャルマンが借りを返すから!!
首を洗って待ってろ!凱旋門賞!!!