私が子供のころ、「父ちゃんは不死身だから」と口癖のように言っていた父。
その言葉通り、内臓疾患もなく健康体で過ごしてきたので
このまま日本の長寿記録を塗り替えるのではないかと本気で思っておりました。
ところが、先日受けた市の健康診断で大動脈瘤が見つかってしまったのです。
健診結果が間違っていることもあるし、一応再検査を受診したのですが
結果に変わりはありませんで、手術のできる病院への紹介状をもらって帰ってきたのでした。
当初より、父はもとより私も次兄も
父の年齢を考えるとハイリスクな手術はやめた方が良いという意見で一致しており
となると、体に爆弾を抱えた状態で打つ手なしなわけで
対策の取りようがない病気を前に、精神的苦痛との闘いが始まったわけでございます。
時を同じくして長兄に心臓病が見つかり、即座にペースメーカーを入れたものの
いつ死が訪れてもおかしくない状況に変わりはなく
長兄には言わない方がよかろう・・と父は長兄の身を案じておりましたが
財産分与の取り決めなどについての話もあるため、昨日電話で話をしたとのことでした。
長兄は、以前からの考え通り、次兄と私で分けて構わないと言ったそうです。
お金があってもなくても、相続問題はとかく兄弟争いの火種になると聞いておりましたが
我が家の場合、父を悩ますことなく一件落着できたのが幸いでございました。
そして今朝は、出勤前に電話があったので、何事ぞ!?とドキッといたしましたが
父ちゃんの危篤時に駆けつけるための費用を振り込んでおいたから、とのことでした。
いくつになっても子を思う親の思いに泣けてきました。
そして、頭ではわかっていることなのに、父がこの世からいなくなると思うと涙が止まりません・・・