父からの電話 2 | マイスペース

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一昨日、父から電話がありました。

数日前の電話では、

長兄から、しみったれた格好をしていないで新しい服を着るように言われたので
しみったれた服は、全部棄てることにしたが
財産を処分するわけだから、一応おまえにも言っておかねばと思ってな、はっはっはっ。

などと、ご丁寧な報告を頂戴したので

今度は、どんな財産を処分するんかいなと思っておりましたらば

近いうちに白内障の手術をすることになったので、その付き添いを
おまえに頼みたいんじゃが・・というものでした。


半年以上前に白内障と診断され、長兄からは早く手術をするようにすすめられていたようですが、

白樺農園の野菜スープ信者の父は、手術はせずに野菜スープで改善を図ったのでありました。


で、最近は、テレビもよく見えるようになったわいと喜んでおったのですが

一昨日の診察で、穏健派の院長ではなくて別のドクターだったのが運のつきでありまして、有無を言えずに手術が決定したと言うわけでした。

父からの付き添い依頼要請の電話は、ちょっと意外でした。

と言うのも、
子供らに迷惑をかけちゃならんと言うのが口癖で、
いかなる場合も、余計な心配をかけぬようにと、事後報告のパターンだったからであります。

私に頼みごとをするなんて、それだけ父も歳をとったというわけで

白内障の手術ごときに付き添いが必要か?と思わなくもありませんでしたが

もちろん何はさておき馳せ参じますとも。


お父さんは、手術と言うものをしたことがないから緊張するだろうけど
簡単な手術だから大丈夫だよ、と申しましたらば


バカを言え。父ちゃんは今までに3回手術をしたことがあるんだぞ、と声を大にして言うではありませんか。

あれれ?


父が手術をした記憶などありませんので、またまた冗談をばと思っておりましたらば


中学のときに盲腸と痔の手術をした。あと、おまえが結婚した後に顔にできたオデキの手術をしたんだぞ!ですと。


まっ、手術には違いありますまい。



通院中の眼科医は高齢のため、手術は別の病院でやるそうで
そこからの案内の手紙が来ないことには、詳細はわからないとのこと。


だが、何年も先ということはなかろう、と父が申します。

(そりゃそうですぜ。)


てなわけで、おそらく来月あたり帰省することになるのでしょうが

一週間ほど休めるかと父に言われ、ふたつ返事で引き受けたものの

いくら暇な職場とは言え、白内障の付き添いで一週間の休みを頂戴するのはちと気が退けますし


どんな理由にしようかと、通勤途中ずっと悩んでおりましたが

理由を聞かれることもなくすんなりOKが出たのでありました。

(どんだけ暇な職場なんだ~)


いやいや、職場の名誉のために申し上げますれば、私の仕事だけが暇なのであって職員さんは多忙を極めておられます。


まっ、何はともあれ、父の要望に応えることができる運びとなり、めでたしめでたしといったところであります。






枯れ木に石楠花が一輪だけ咲きました。