
新しく買ったヘアアイロンが何とも言うことをきかない。
いつものように前髪と両脇とつむじの辺りをセットするのに
20分もかかってしまった。
安さにつられて、こんな威力のない代物を買ってしまった自分に腹を立てていた。
いや、こんな安かろう悪かろうの代物を貧乏人向けに販売する楽天が悪いのだ。
雨降りの中、ゴミ捨てに行っただけで
すっかりウェーブがとれてしまった。
楽天レビューでは、いつつ星しかつけたことはないが
今回ばかりは、星ひとつにしなければ・・
そんなことを思いながら外出のために再度セットしなおした。
外を見ると
ゴミ捨てに行ったときよりも、さらに雨風ともに強くなっている。
雨にも負けず、風にも負けず
そんなヘアスタイルにしなければ・・・の焦りから
強力なヘアスプレーを使ってしまった。
強い雨風の中にあって、晴雨兼用の小さな折畳傘では
何の役にもたっていないようであったが
辛うじて髪の毛だけは濡らさずに駅へ辿りつくことができた、と思っていたが
駅のトイレの鏡を見て愕然とした。
風に煽られた前髪がひと昔前に流行った逆カールのようになっていた。
直そうにも、スプレーで固まった髪の毛は強情だった。
もう諦めるしかない。
電車は空いていて、いつものようにボックス席に座り
人目に触れる心配がなくなったことで安堵した。
途中から、高校生の集団が乗り込んできた。
やけに高校生が多いと思ったら終業式で早帰りのようだった。
3人の女子高生が、から揚げの匂いと共に乗りこんできた。
と思ったら、其々が携帯電話で話し始めた。
あまりの声のデカサにも驚いたが
自分のことをオレと言い、電話の相手をオマエと呼ぶことにも驚いた。
しかも、発音はギャル語だ。
オマエ何時に来れる?
昼飯?オレ、から揚げ喰ってっからいらねー。
世も末だ・・親の顔が見てみたい。
その前に女子高生の顔をみなければ。
どうせ、高校生のくせにつけまつ毛でもしているに違いないと
ケバイ顔を想像していたが
平安時代だったら美人と言われただろう的顔立ちの3人だった。
類は友を呼ぶと言うが、それにしても
似たりよったりのブサイクが揃いも揃ったものだ。
いやいや、顔の醜悪を言っているのではない。
マナーの悪さが顔のブサイクを一層際立たせているのだ。
清く正しく美しくなければ女の子ではあるまい。
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