アレクサンドロスの約100年後に、始皇帝とハンニバルが生まれ、その150年後にカエサルが生まれてる。

カエサルが30歳の時を基準に考えると、始皇帝やハンニバルは100年前の出来事、アレクサンドロスの大遠征は250年前の出来事になる。

現代人からすると、100年前というと第一次世界大戦、250年前というとフランス革命の起こる数十年前ということになる。

現代人からすると全部歴史だが、カエサルにとっとはアレクサンドロス、ハンニバルは歴史であり、ハンニバルにとっとはアレクサンドロスは歴史であったという時代感覚がおもしろい。

そして、アレクサンドロスからカエサルのローマ時代の戦略・戦術に大きな変化はなく、さらに1500年後のイタリアルネサンスの頃にマキャヴェッリがローマ時代の戦略・戦術を近代に蘇らせて、その基礎の上に国民軍構想を論じた。

その思想的流れを汲んだのがフランス革命で誕生したのがフランス国民軍であり、それを使ってヨーロッパを席巻したのがナポレオンである。

ナポレオンの戦略・戦術はクラウゼヴィッツ、ジョミニにより思想化され、現代の各国の戦略・戦術の基礎となっている。

こうしてアレクサンドロスから現代までつながっている。