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”創造的破壊(Creative Destruction)”という言葉はかっこいい。だからこそ、いろんな人がいろんな文脈で、あやふやな意味で使っているので、オリジナルの理解を確認してみた。

シュムペーターのオリジナルの理解は、”不断に古きものを破壊して新しきものを創造して、内部から経済構造を革命化する産業上の突然変異”とのこと(「資本主義・社会主義・民主主義」130頁)。

具体例として、
・機械化された器具にいたるまでの農業生産設備の歴史
・木炭釜から溶鉱炉にいたる鉄鋼産業の歴史
・上射水車から動力工場にいたる動力生産装置の歴史
・駅逓場所から飛行機にいたる運輸の歴史
があげられている。

今、シュムペーターが生きていたら、
・メインフレームからスマートフォンにいたるコンピューターの歴史
をあげるだろうな。

どうやったら”創造的破壊(Creative Destruction)”を起こせるかのヒントは別の本で「新結合」の5つのパターンを整理しているがそれも整理にとどまる。本質的には”創造”をマニュアル化できるわけないということなのだろう。