1.リデルハート戦略論も第一次世界大戦まで読んでのメモ。

ドイツのルーデンドルフの戦争指導に基づく作戦初期の小さな成功の積み重ねが、最終的な大きな失敗、つまり、ドイツ敗戦の原因になったというのは逆説的である。すなわち、初期の小さな成功に引きづられ、失敗した場合の代替プランを用意することなく、兵力の逐次投入を繰り返し、兵は拙速を尊ぶのに長期戦となり、大きな軌道修正を図るには完全に手遅れとなり、大きな失敗つまり敗戦に至ったという。


2.リデルハート戦略論の8番目の命題「一度失敗した作戦線で再攻撃をするな」を読んでのメモ。

ピンチはチャンスではなくただのピンチだが方向転換したり代替オプションを発動するためのきっかけとなる。やってはいけないことは、失敗したのと同じ責任者の下で、かつ、失敗したのと同一路線での戦力の物理的・時間的追加投入をすること。

そうすると、①新しい責任者の下で、方向転換したり代替オプションを発動するのが一番良く、②同じ責任者の下で、方向転換したり代替オプションを発動するのは次に良く、③新しい責任者の下で失敗したのと同一路線での戦力(物理的、時間的)の追加投入をすることは駄目で、④失敗したのと同じ責任者の下で、かつ、失敗したのと同一路線での戦力(物理的、時間的)の追加投入をすることは最悪ということになる。

①②をとれれば結果的にピンチはチャンスだったということになる。失敗したら責任者を変えて新しい方法を試す、それをやらなかったらまたどうせ失敗するってことだからよく考えたら当たり前のことだな。。。