マハンがクラウゼヴィッツの「防御は攻撃にまして強き戦闘形態なり」に反論している。「攻撃側が作戦線を設定できる箇所が複数あり、防御側としては一箇所に対象を絞りきれぬ場合、兵力を分割する策を強いられる」というのが理由。(1)自軍の兵力が優先で攻勢に出る場合は分進合撃の「外線作戦」、(2)自軍の兵力が優勢で防御を行う場合は「攻勢防御」、(3)自軍の兵力が劣勢で防御を行う場合は「内線作戦」とすると、ジョミニが言っているのは(1)の場合、クラウゼヴィッツが言っているのは(2)の場合であり想定場面が異なるだけかもしれない。(1)~(3)の整理は最近自分が考えたものだけど。