弱い日本の強い円2012年第1弾で読んだ「マネーの進化史」で唯一扱われなかった「為替」。この本で補完。為替は、中期的には資本フロー、長期的にはインフレ率で決まるとのこと。財政赤字拡大、人口減少により「円安」になるというのは俗論であり、日本は、経常黒字国(中期要因)であり、デフレ(長期要因)により物価が安定しているので「円高」になっているとのこと。「為替」はよくわからないなぁとずっと思っていたが、著者が為替ストラテジストという銀行実務家のためか、具体的かつ現場志向の記述であり、とても理解りやすい本であった。