戦史における戦術の典型である「背後連絡線への機動&正面突破」:サッカーでウィングやサイドバックにパスを展開して敵ディフェンダーを引き付けておいて中央ががら空きになったところでセンタリングをあげてシュートするというヨーロッパサッカーのクラシックなスタイルと一緒。

戦史における戦術の典型である「分進合撃(最初は分散配置しておいてどこから攻めるか分からないように敵を惑わせておいて敵が油断したら一気に戦力集中して一点突破でやっつける方法」:ディフェンスライン付近でちんたらボールを回して相手が油断して誘い出されてきたら空いているスペースから一気に攻めるアルゼンチンサッカーのスタイルと一緒。

戦史における戦術の典型である「正面突破(とにかく大砲とか撃ちまくって真正面から突破する」:物凄く天才的なストライカーが正面からディフェンダー2人から5人をごぼう抜きするエース依存型サッカーのスタイルと一緒。

戦史における戦術の典型である「各個撃破」:個人技で適わない場合に素早いパス回しで局所的な相対的優位を作り出して相手の間隙を突く日本サッカーのスタイルと一緒。

戦史上の戦術とサッカーのスタイルとを比較してみたが、相手をどう切り崩すかということを考えた場合のアプローチにそれぞれ対応するものがある気がした。対応関係についてそれは違うという意見があるかもしれないが。いずれにしても本を読んで頭だけで考えていることを自分の体で覚えているものに引きなおすと自分の中で何かが閃く。自分の場合それがサッカーだった。