孫子は、己の隙をつくらないようにするのは己の能力次第であり、敵に勝つのは敵の能力次第である(不可勝在己、可勝在敵)と言っている。

1940年5月-6月フランス敗北。独軍が強いというより、仏軍上層部(特に最高司令官ガムラン)があり得ないくらい無能だったというのが勝因。ヒトラーも対仏戦は長期化すると覚悟してたらあっけなく勝ってしまったらしい。孫子の言うとおりだ。

当時のフランス兵は、ナポレオンの140年前の栄光と伝統を受け継ぐ自軍の最高司令官があり得ないくらい無能だとは夢にも思ってなかっただろう。それでも真面目に最高司令官に忠誠を尽くしていたのだろう。。。

第二次世界大戦をさかのぼること140年。ナポレオン本人は仏革命勃発後、上官がアホとわかったら軍務は適当にこなして、休暇願いを出し任期の2分の1をサボって、政治活動や読書や転職活動(トルコ軍への士官願い)に励んでいたというから皮肉なものだ。