
第 I 部 戦略と戦争――その理論と歴史
第1章 戦略とは何か――そして、何が戦略を形成するのか
・戦略は極めて多義的で曖昧な概念である。
・戦略には「手段としての側面」、「目的としての側面」、「計画としての側面」、そして「プロセスとしての側面」がある。
・戦略を考えるには、「国際環境」、「国内要因」、「時代精神」という3つのレベルで考える必要がある。
・現実の戦略形成に対する戦略思想と思想家の影響力を過大に評価してはならない。
・戦略には「手段としての側面」、「目的としての側面」、「計画としての側面」、そして「プロセスとしての側面」がある。
・戦略を考えるには、「国際環境」、「国内要因」、「時代精神」という3つのレベルで考える必要がある。
・現実の戦略形成に対する戦略思想と思想家の影響力を過大に評価してはならない。
第2章 戦争の起源と終結――戦争抑制へのアプローチ
・戦争の起源をめぐっては、それぞれの戦争のプロセスに関心を持つ立場と、戦争の起源について一般化された理論を求める立場の2つがある。
・戦争の分析においては、人間の性質、国家の性質、そして国際システムという3つのレベルが存在する。
・戦争の終結についての研究はあまり進んでいないが、戦争を早期に終結させるためにも極めて重要な分野となりつつある。
・戦争の起源をめぐるこれまでの研究は主権国家間の戦争が中心であったが、今後は内戦など研究の対象を広げる必要がある。
・戦争の分析においては、人間の性質、国家の性質、そして国際システムという3つのレベルが存在する。
・戦争の終結についての研究はあまり進んでいないが、戦争を早期に終結させるためにも極めて重要な分野となりつつある。
・戦争の起源をめぐるこれまでの研究は主権国家間の戦争が中心であったが、今後は内戦など研究の対象を広げる必要がある。
第3章 近代戦略思想(その1)――ナポレオン戦争から第一次世界大戦まで
・フランス革命以降の戦略思想の発展において、ナショナリズムが果たした役割は大きい。
・ジョミニは戦争を分析する上でその原理や原則を重視した一方で、クラウゼヴィッツは、「絶対戦争」と「制限戦争」、戦争における政治の優位、戦争の「三位一体」、「摩擦」といった概念を用いて戦争の本質を分析した。
・プロイセン・ドイツ型の軍事システムは、ドイツ統一戦争で迅速な勝利を達成したが、それ以後の戦争は、長期間かつ規模の大きなものへと変化していった。
・初期の海軍戦略には、「艦隊決戦主義」を重視する立場と、海洋の「コミュニケーション支配」を重視する立場がある。
・ジョミニは戦争を分析する上でその原理や原則を重視した一方で、クラウゼヴィッツは、「絶対戦争」と「制限戦争」、戦争における政治の優位、戦争の「三位一体」、「摩擦」といった概念を用いて戦争の本質を分析した。
・プロイセン・ドイツ型の軍事システムは、ドイツ統一戦争で迅速な勝利を達成したが、それ以後の戦争は、長期間かつ規模の大きなものへと変化していった。
・初期の海軍戦略には、「艦隊決戦主義」を重視する立場と、海洋の「コミュニケーション支配」を重視する立場がある。
第4章 近代戦略思想(その2)――第一次世界大戦から第二次世界大戦まで
・総力戦とは、国家のあらゆる人的、物的資源を動因して戦う戦争である。
・第一次世界大戦では、戦車や航空機といった新兵器が運用されたが、戦場での軍事的な効果は限られたものであった。
・新兵器が持つ潜在能力を最大限に発揮させるためには、適切な運用概念を開発することが重要である。
・第一次世界大戦後の約20年間の戦間期は、近代戦略思想の発展を考える上で最も重要な時期である。
・第二次世界大戦は総力戦の典型であり、特にイデオロギーが戦争を極限状態へのエスカレートさせる上で大きな役割を果たした。
・第一次世界大戦では、戦車や航空機といった新兵器が運用されたが、戦場での軍事的な効果は限られたものであった。
・新兵器が持つ潜在能力を最大限に発揮させるためには、適切な運用概念を開発することが重要である。
・第一次世界大戦後の約20年間の戦間期は、近代戦略思想の発展を考える上で最も重要な時期である。
・第二次世界大戦は総力戦の典型であり、特にイデオロギーが戦争を極限状態へのエスカレートさせる上で大きな役割を果たした。
第5章 近代戦略思想(その3)――第二次世界大戦から現代まで
・冷戦期の核戦略の中心には常に「抑止」の概念があった。
・ゲリラ戦争において最終的な勝利を収める上で政治が果たす重要な役割に注目した人物が、毛沢東である。
・陸・海・空の軍種の戦闘能力を統合することによって「相乗効果」が生まれる。
・今日、エア・パワーの行使を中心とする新しい戦争遂行方法が生まれつつあるが、その実践には多くの問題点や限界が存在する。
・ゲリラ戦争において最終的な勝利を収める上で政治が果たす重要な役割に注目した人物が、毛沢東である。
・陸・海・空の軍種の戦闘能力を統合することによって「相乗効果」が生まれる。
・今日、エア・パワーの行使を中心とする新しい戦争遂行方法が生まれつつあるが、その実践には多くの問題点や限界が存在する。
第 II 部 現代の戦略と戦争――その理論と実践
第6章 軍事力の本質とその統合運用――新たなシナジーに向けて
・軍事力は国家の安全を確保する基本的な手段であり、政治目的を達成するための手段である。
・軍事力の構成要素にはそれぞれ特性があり、それらを有効に組み合わせて活用することが統合運用である。
・統合運用は現代の軍事組織の基調となっているが、必ずしも順調に発展してきたわけではなく、その実現を妨げる要因も少なくない。
・統合運用は、軍事力の役割が拡大するにつれて、軍事力の構成要素だけではなく、政府機関や他の組織との連携を含めたものに拡大しつつある。
・軍事力の構成要素にはそれぞれ特性があり、それらを有効に組み合わせて活用することが統合運用である。
・統合運用は現代の軍事組織の基調となっているが、必ずしも順調に発展してきたわけではなく、その実現を妨げる要因も少なくない。
・統合運用は、軍事力の役割が拡大するにつれて、軍事力の構成要素だけではなく、政府機関や他の組織との連携を含めたものに拡大しつつある。
2010年8月29日更新。